スラム街の子ども

貧困でもプライドは高いフィリピン人

海外ボランティアでフィリピンの貧困街を訪問する日本人が感じること。
それは子供たちが意外ときれいな衣服を着ている現実。

貧困だから薄汚れたボロボロの服を着ているという先入観。

スラムの子どもたち、
特に女の子は毎日洗濯された清潔なTシャツやワンピースを身に着けています。

中学生にもなれば服のデザインにも気を使い、誰に見られても恥ずかしくないような衣服を身に着けています。

人前に出るときや日本人ボランティアと交流する日はなおさら。
その理由は、貧困だということを見せたくないから。

毎日の生活は苦しくても、そんな姿は見せたくない。
親も子供に小ぎれいな服を着せます。

なんでもオープンで開けっ広げな性格のフィリピン人ですが、プライドは裕福層、貧困層に限らず高い国民なんです。

子どもは服を何着もっているのか

毎週のように食事配給や教育支援で子供たちと会っていると、毎回同じ服を着ている子供が目立ちます。

いつも自分の好みの服を着ていると言う理由もありますが、家庭訪問で調べてみるとひとりの子が持っている服は5着程度。

あとは兄弟の服を着まわしたり、友達から借りたり。

きれい好きのフィリピン人は毎日洗濯をしますので、衣服が少なくても明日の服はなんとかなります。

 

スラム街の家族

露店で古着を買う

貧困家庭の場合、新品の服を着ている子は皆無。

衣料品はウカイウカイと呼ばれる露店に並ぶ古着屋で一着30円~50円程度の服を購入するのが一般的。

学校の制服からシャツ、スボン、スカート、靴など、古着店では大量の衣料品が山積みで売られています。

ウカイウカイで売られている商品は、貧困層がお金に困って自分の服を売りに出したケースが多いですが、中には海外からの支援物資をそのまま売ってお金に換えてしまう貧困層も少なくありません。

グローリアセブでも、遠足などで子供たちが着る水着やボランティア活動で使用する長靴など一過性の衣料品はウカイウカイで購入しています。

見た目だけではわからない貧困の現実

小ぎれいな服を着ているから生活苦ではない、という考えは間違っています。

先進国だって途上国の国民だって、
裕福だって貧困だって
きれいでかわいい服を着たいと思う気持ちは同じ。

自分の見窄らしい姿は他人に見せたくありません。

それは決してやせ我慢ではなくプライド。

でもその背景は日本と途上国では大きく異なります。

 

海外ボランティアに参加して貧困の生活を自分の目で見て体験すれば、ネットや座学では絶対にわからない現実の裏側まで知ることができます。

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