フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

ゆうすけ 金沢大学
 
1週間の活動を通して、学べて良かったところを3つ、学んだことから自分に出来ることを2つ、それぞれ記します。
 
 
まず、学べて良かったところ1つ目は、ゴミ山の中で生活している人が実際にいらっしゃるということです。
 
実際にゴミ山の中に入って、子どもたちと遊んだのに正直実感がありません。
自分の狭い経験から逸脱しすぎているからだと思います。
 
 
2つ目は、ゴミ山の子供たちの優しさです。
僕らと接していた時は笑顔でいて、しかも気遣ってくれる子ばかりでした。
 
なぜなら、夢中で遊んでいて子供たちに僕が押しつぶされても、「Are you OK?」と聞いてくれる子が多かったからです。
 
これは、山村のスラムの子供たちには見られなかったです。
 
 
3つ目は、フィリピンの国民性についてです。
スーパーやショッピングモールなどでフィリピンの従業員の方々はのんびりしていて、全然効率を求めない態度に、イライラしてしまう自分がいました。
 
ただ、それは自分の考え方がフィリピンの人と異なっているだけで、それが悪いわけではないので、もっと精神的に大人にならないといけないと感じました。
 
 
 

以上を踏まえて、自分に出来ることの1つ目は、故郷のゴミ山やスラムに住むか、もっと物質的に豊かな都市部で生活をするかを選べるようにするために、教育を受けられるように、経済的な支援をすることです。
 
 
自分も日本では4人兄弟の1番上で、弟、妹に支援をしないといけない立場ですが、それ以上にフィリピンの子供たちの方が大変なので、寄付をしたいです。
 
 
今は学生で養ってもらっている身なので定期的な支援は出来ないかもしれませんが、時々の支援は出来ると思います。
 
 
2つ目の自分に出来ることとしては、こういったボランティアに自費で参加し、自分も支援される側も楽しい時間を過ごすことだと思います。
 
なぜなら自分が楽しくないこと、やりがいを感じられないと継続的に支援する気持ちがなくなって、子供たちへの支援が途切れてしまうからです。
 
以上が1週間の活動を通して思ったこと、考えたことになります。

 
2019年9月
 
 
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