ゆうと 大東文化大学 2年

私はグローリアセブのボランティアに参加することにより、人生が大きく変わるような体験ができたと思います。

この体験の前は外部からの情報や第三者から聞く情報しかなく、貧困はつらく、苦しい状況でしかないと考えていました。

それが有名観光地であるセブ島であるということが本当なのか気になり、このボランティアに参加してみようと思いました。

このボランティアで感じたことは大きく2つあります。

一つ目に日本人が考える貧困の矛盾です。

私も含め多くの日本人は貧困は辛く、みんな大変そうというイメージを持っていると思います。

しかし実際に現地に行ってみると、大人も子供もとても明るく、子供たちは誰に壁を作ることなくみんなで仲良く笑顔で遊んでいました。

私は実際に見てとても驚かされるような体験でした。

2つ目に貧富の差の改善の難しさです。

私は貧しい場所に大きな施設や公共の場を用意することが貧困改善につながると考えていました。

しかし、その人たちはその人なりの生活があり、やりたいことや将来の夢が違う中で一つの仕事を教えるだけだと夢とは離れてしまい強制労働になってしまうという現状があります。

さらに正社員になれるのは上位の大学の成績の良い10人程度であるという現状があり、他はアルバイトや親の仕事を受け継ぐことしかできません。

このことから仕事を選ぶことですら難しいという状況にあります。

その中でお金がなくまともな教育を受けることができない子供たちは親のやっていることを学ぶことしかできずスラムという場所を抜け出すことができない現状があります。

このことを実際に見たり、聞いたりして分かったことなので感じたことをいかし、多くの人に広めていくと同時に、ボランティア活動にこれからも参加していきたいと思いました。

2024年8月

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