めい 関⻄学院⼤学1年

私はこの⼀週間、セブ島でボランティア活動に参加しました。

実際に現地へ⾏き、⾃分の⽬で⾒て感じたことは、これまで画⾯越しに知っていた情報とは全く違うものでした。

この活動を通して、⽇本との⽣活環境の違い、⾃分がどれほど恵まれた環境にいるのか、そして貧困問題の複雑さについて深く考えさせられました。


1 ⽇⽬は墓地スラムを訪れ、そこに暮らす⼦どもたちと触れ合い、⾷事配膳を⾏いました。

墓⽯のすぐそばに家が建ち、⽣活の場になっている光景は衝撃的でした。

その後⼭岳地域のスラムで同様のことを⾏いました。

初めて実際にスラムという状況を⽬にした初⽇は、「貧困」という⾔葉を本当に理解できた⽇になったと思います。


2⽇⽬に訪れた墓地跡スラムでは、⼩さなトタンで作られた家の中に実際⼊らせてもらいました。

狭い空間、簡素な家具、不衛⽣な環境に胸が締め付けられる思いでした。
現地のお⺟さんに話を聞き、その中で感じたのは、短期的な⽀援だけでは根本的に解決にはならないということです。

仕事の機会、教育の機会、医療の環境など、多くの課題が複雑に絡み合っていることを知りました。

⻘空教室では、⼦供たちにビサヤ語を学びました。

英語ができない私にわかりやすく教えてくれたおかげで少しだけビサヤ語を話せるようになりました。

⾔葉に壁はないということを学んだ2⽇⽬でした。


3⽇⽬が⼀番印象に残っていて、ゴミ⼭と川の上スラムを訪れました。

川の上スラムでは、そこで暮らす⼦供たちに質問をしました。

⼦供たちはみんな夢を持っていてそのために⽇々努⼒を重ねていて、厳しい環境が夢まで奪うわけではないのだと知りました。

ゴミ⼭では実際ゴミの中を歩いてみて、⼤量のゴミ、ハエ、悪臭の中、楽しそうに遊んでいる⼦供の姿に⾔葉が出ませんでした。


4⽇⽬は観光をしたのですが、セブ市内をまわっていると、⼤型のショッピングモールや⾼層ビルが⽴ち並ぶすぐ側にはスラム街が広がっていることに気が付きました。

豊かさと貧しさの距離の近さに私はショックを受けました。

この光景は、これまでテレビやインターネットで⾒ていた「格差」という⾔葉を現実のものとして突きつけられました。


5⽇⽬は⼭岳地域のスラムを訪れました。

出会った⼦供たちはとても明るくて、エネルギーにあふれていました。

TikTokのダンスが好きで踊って⾒せてくれたことからは、環境の厳しさを感じさせないほどの無邪気さとたくましさが伝わってきました。

また⻘空教室で出会った⼦と再び会うことができ、「また会えて嬉しい」と⾔ってくれました。

短い時間の関わりだったとしても、⼼とこことのつながりが⽣まれたことを実感しました。

 

今回の活動を通して、⽇本での⽣活かいかに恵まれているかを改めて考えさせられました。

私たちは毎⽇⾷事し、清潔な環境で⽣活し、学校にも⾏ける。

しかし、それは決して世界中で当たり前のことではないです。

今ある環境に感謝し⼤切にしたいと思いました。

 

また「貧困=不幸」という固定概念を覆されました。

テレビで⾒ていたスラムの世界は苦しくて暗くて悲しいイメージでした。

しかし、実際に⾜を運んでみて、スラムには楽しさと明るさが広がっていました。

スラムの⼈々は決して豊かではない暮らしの中にある⼩さな幸せと⾒つけ出し、それに感謝して⽣きていました。

これは⽇本で⽣まれ育った私にはなかった感性でした。


初めての発展途上国ということもあり、この活動に参加することにとても不安を感じていました。

しかし、今は勇気をふりしぼって⼀歩踏み出して本当に良かったと感じています。

セブ島で⾒て、聞いて、嗅いで、話して感じたことで得たものは今後の私の⼈⽣の宝物になると思いました。

2026.02.25

 

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