フィリピンでは幼児教育の段階から自然とキリスト教の教えが組み込まれている事が多く感じます。

 

食事の前のお祈りは必須ですし、英語や文字の読み書き練習の中でもキリスト教と直結する内容が出てきます。
 
セブに来た当初は生活の中の宗教色の濃さに驚き、拒否感も少なからずありました。

 

 

かくいう私自身も実はカトリックの保育園に通っていました。
 
我が家はカトリック信仰ではありませんが、「行事が色々あって楽しそうだから」という母のノンキな考えで入園させたようです。
 
 

「三つ子の魂百までも」とはよく言ったもので、当時教えられたお祈りや、歌、マナー等は未だに覚えています。

 

ですが、日本では国公立学校における宗教教育の中立性の保持の為、宗教と教育は分離されるべきものとして捉えられており、その後の義務教育の中ではキリスト教に触れることはありませんでした。

 

そのお陰で…と言っては語弊があるかもしれませんが、まさに「中立性」を持って様々な宗教を『学問』として勉強する機会があり、自分としてはそれで良かったと思っています。

 

日曜礼拝のイメージ
 
セブで生活を始めて半年経つ今ではフィリピン人と接する機会も増え、フィリピンでは日常生活のベースがキリスト教であり、それが良いとか悪いとかではなく、彼らの生活そのものなんだなぁと気付かされます。

 

キリスト教信仰が国民の90%以上を占めるのも頷けます。

 

こんなに間近で異教を観察できる機会はそうそうないと思い、日曜礼拝体験も楽しめるようになったこの頃です。
 
 
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