スラムの家庭フィリピン セブ 地域開発ボランティア体験談

花実 20歳 社会人

 

私は語学学校19日間とボランティア2日間参加しました。

以前から国際ボランティアに興味があり、実際自分の目で見、体験したいと思いグローリアセブに申し込みました。

 

 

SMEAG学校では朝6時30分から夜21時までみっちりと勉強でした。

日本人が少なく,韓国人・台湾人・ベトナム人が多く国際色豊かな学校です。

 

先生は、とてもfriendlyで友達のような関係が築け、とても楽しく授業を受けることができました。

 

私は韓国人、日本人と同じ部屋で毎日励まし合いながら楽しく過ごせました。

 

又、台湾の子と仲良くなり休日にはバンを借り、海に出掛けカワサン滝やスキューバダイビングを体験しました。一生に残る思い出です。

約3週間はほとんど日本語を使わず英語漬けの日々だったので、英会話が鍛えられました。
そして何より、素敵な友達に出逢えたことが何より嬉しかったです。

 

 

 

2日間の地域開発ボランティアではスラム街やゴミ山を訪問し家庭訪問や子供達と触れ合いました。

日本のテレビや教科書で見たのと同じ光景を目にしました。

胸が痛みました。

 

 

しかし、そこに住む子供達は無邪気で笑顔にあふれていました。
皆夢を持っていて、日々兄弟の面倒や家事、仕事と忙しい中、勉強をする為学校に通っていると知りました。

 

 

 

一番印象に残っているのがドブの上のスラム街の家庭訪問です。

8人の子供を持つ母は小学校までしか学歴がありません。

しかし、子供達にはしっかりと教育を受けさせて自立して欲しいと話していました。
教育がいかに大切か改めて思いました。

 

 

日本では義務教育で当たり前に学校に皆が通えます。

当たり前だからその大切さを忘れかけてしまっているなと強く感じました。

 

今回のセブ島ボランティア留学では、子供達の笑顔にとても元気を貰いました。

いつかまた会う時、子供達が夢を叶えた姿を見られたらと思いました。

 

2017年9月3日~25日