セブに来なければわからない貧困の生活環境と人々の考え

グローリアセブ インターンスタッフ体験

やすは
 
グローリアセブのインターンを通して

グローリアセブ インターンシップ

貧困地域のことをもっと知りたい

私は2 年ほど前にセブにいた時にボランティアを初めて経験してその時にセブには貧困地域はたくさんあり、貧富の差がとてもあるということを知りました。
 
その時にフィリピンの貧困地域のことについてもっと知りたいと思い、いつかインターンをやろうと決め今回グローリアセブのインターンに参加させていただきました。
 
 
2 年前にボランティアに参加したときはただ「貧困の子供たちは暗い」というイメージが払拭されただけで、子供たちの生活や学校についてはなにも知りませんでした。

日本人が考え直すべきこと

貧困地域に行ってまず思うのは「子供が明るくみんな幸せそう」ということ。
やはり TV などでは貧困=暗い、幸せではないというように映し出しているため多くの人がそのような先入観を作られてしまっていると思います。
 
 
でも実際はその正反対で子供はとても明るく誰一人下を向いていません。
 
それに「幸せ」は他の人に言われて幸せか幸せじゃないかが決まるわけではなく、自分が幸せだと思ったら幸せということだから日本人はまずそこから考え直すべきだと思う。
 
 
「今なにか問題はある?」という質問に対し「もちろんたくさん問題はあるけど、私たちはそれを悪い方に考えないでどう解決するかを考えたり、良い方に考えたりしている」と答えていてこのような小さなことでも考え方が日本人と全く違うなと思った。
 
 

日本人だったら小さなことでもぐちぐち文句を言うだろう。
私もくだらないことで文句を言ったりすぐめんどくさがったりしていたため、自分が情けなく感じた。

家族への思いやり

またフィリピンの子供たちは「思いやり」の気持ちがとても強いということがわかった。
 
「何をしている時が幸せ?」と聞くと「家族がみんな集まっているとき」と答えていた。
私が小さい頃だったら「なにか買ってもらったとき」と答えているだろう。
 
 
たとえ物を十分に持っているとしても私たちは次へ次へとどんどん新しいものを買っている。
しかしフィリピンの子供たちは十分に物を持ってはいないが日本の子供よりは欲張らないだろうと思う。
 
理由はわからないが育った環境、国民性が関係しているのかなと私は思う。

子どもたちからの学びで生まれた自分の変化

インターンが始まる前は「フィリピンの貧困地域のことをより深く知りたい、現実を知りた い」という気持ちでセブに来たが私自身かなり変化があったと思う。
 
先入観はもちろん変わったが将来、セブでなにか出来ないかを今は考えている。
 
 
子供たちの真っ直ぐな瞳、無邪気な笑顔、フレンドリーな性格。
5 週間通して子供たちとはしっかり仲を深めることができ、「子供たち」ではなく「友達」として関わるようになった。
 
 
子供たちの性格を知れ、子供たちからたくさんのことを学ぶことができた。
思いやりの心、助け合いの心、何事にも真っ直ぐな気持ち。
 
今の私にかけていたものを子供たちから学べたと思う。
 
 
フィリピンの子供たちは日本の子供たちと違って勉強を大切にしていて学校が好きな子も多い。
将来の夢を聞くと大半の子は先生になって子供たちに読み書きを教えたいと答える。
 
こんなにも真っ直ぐな気持ちを持っている子供たちがたくさんいるとは思っていなかった。
そんな子供たちになにか出来ないかと考えるようになった。

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子どもの才能を活かすための支援

正直自分は将来は海外に住みたいという夢しか考えていなく、どんな仕事がしたいとかもあまり定まってはいなかった。
 
でも最近はNGOなどの仕事に興味を持つようになり、またフィリピンで子供を支援したり生活環境を改善するというような活動をしたいなと思うようになった。
 
 
やはり現実を知らない状況で支援するというとただお金をあげたりするということくらいしか思いつかない。
 
しかし現実を知ってからだとお金だけの問題ではなく貧困地域の人たちが今なにを欲しいのかをちゃんと知るべきで私たちの先入観だけでなにかをするべきではないと思う。
 
 
子供たちはとても才能があり一人一人がしっかり夢を持っていて、それを活かせる場を作りたいと思った。
なのでこれから自分にはなにができるかを考えていきたいと思う。
 
 
今回子供たちに質問をしてわかったのは、必要なものは学校で使う道具などだ。
身近な物ならたくさん余りがあるしそれを寄付して少しでも使えてもらえるのなら、そのような小さな行動から起こしたい。
 
 
フィリピンの子供たちは遊具などがなくても自分たちなりに遊び方を考え、遊んでいる。
それに対して日本は遊具やおもちゃがたくさんあるにしても、もっともっとと欲が止まることはない。
 
生活の仕方を少し改善しないといけないと思った。
そして服や文房具など寄付できそうなものがあれば進んで寄付していこうと思う。
 
 
 
「私たちボランティアの人たちからどんなサポートをしてほしいか」という質問に子供は「お金とか物ではなくて気持ちがあればいい」と答えた。
 
もし私が同じ立場だったら「金銭的に支援してほしい」と答えるだろう。
なぜ全く欲がないのだろうかと複雑な気持ちになった。
 
 
必要なものはたくさんあると思うがとても謙虚で欲にあふれていない。
なぜ十分に物を持っている人たちは欲にあふれて、十分に物を持っていない人たちが欲にあふれていないのだろうか。
 
そして私たちより貧困地域の人たちのほうが物を大切にしていると思う。

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深刻な環境問題はゴミ対策から

私が思う今貧困地域に必要なことは、よりよい生活環境だと思う。
 
正直貧困地域の生活環境は最悪だ。
匂いは酷くハエもたくさん飛んでいて、そこで暮らすということは私たちにとっては考えられないことだ。
 
 
ガラス山で妊婦さんに「どこで子供を産むのか」と聞いたら「ここ(家) で産むよ」と答えた。
赤ちゃんはとても繊細なのでそのような場所で赤ちゃんを産むのはとてもリスクがあると思う。
 
このような行為が生存率の低下に繋がっているのではないかと感じ た。
 
 
どこのスラムにも道端には当たり前のようにゴミがたくさんある。
たまに子供が道端で転んでいたのを見たが、もし転び方が悪く硬いものが目や頭に当たったらと考えるとなにかできないかと考えた。
 
 
 
家庭訪問のときに困っていることはあるかと聞いたら「ここらへんはごみ収集車がたまに来るけど、下が川になっていて上流のほうからゴミが流れてくるから意味がない」と言っていた。
 
そこの人たちがゴミを集めてちゃんと捨てているとしても上流から流れてくるため意味がない。
上流のほうからゴミを回収することはできないのだろうか。
 
 
今回のインターンで子供たちは平気でゴミをそこらへんに捨てるというのを目の当たりにして、それが「普通」になっていることがショックだった。
 
私たちがあげたロリポップのゴミも堂々と私たちの前でそこらへんに捨てていたのを見て、私たちで「ゴミはゴミ箱に捨てる」という習慣を身につけさせることはできないのかと思った。
 
 
たしかに生活しているとこにはたくさんゴミがあって、ゴミをゴミ箱に捨てるという習慣をつけるのは難しいかもしれないがメリットはたくさんあると思う。
 
 
暮らしているところにゴミがなくなれば匂いも気にならなくなり、ハエも少なくなるだろう。
当たり前になっていることを変えるのはとても大変だが今後の生活のため、子孫のために今から動き出すのは必要だと強く思う。

家族の大切さを改めて実感

今回のインターンで貧困地域の人たちは本当に家族を大切にしているなとわかった。
 
「なにをしている時が幸せか」と聞くと大半の人たちが「家族が集まって一緒に過ごしているとき」と答えた。
 
フィリピンの人たちは家族の大切さをとてもわかっていて、家族で過ごす時間を大切にしている。
私は今まで深く家族のことを考えたことがなかったため、フィリピンの人たちのアンサーを聞きもっと家族を思い大切にしないといけないと感じた。
 
 
スラムの子供に「お母さんはいる?お父さんはいる?」と聞かれ両親ともいるよと答えると「私はお母さんとお父さんが離婚しちゃって今はお父さんと暮らしているの」と元気よく言われ、その時私はなんと言ったらいいのかわからずなにも答えることができなかった。
 
 
日本だと離婚をしたとしても他の人に簡単には話さないだろう。
だがフィリピンの子はとても強く、悪い方にとらえていなかった。
 
 
私は今まで家族との時間をそんなに大切にしていなく、家族がいるのが当たり前だと思ってしまっていた。
だがそれは当たり前ではなく大切にしなければいけないものだ。
 
それを今回フィリピンの子供たちと話して学べたのはとても大きなことだと私は思う。

仕事がない

貧困地域の人たちは全員が全員働いているわけではない。
例えばお母さんは働いているがお父さんは無職という家庭もある。
 
そのため彼らはその日の食をゲットすることに必死だ。
 
電気 代、食費、子供の学校代など出費はたくさんあるのに対し、収入が間に合っていない。
 
 
フィリピンは人口が多いのに対し、職が少ないため仕事がない人が溢れている。
これはどうにかすることは出来ないのだろうか。
 
 
もしセブをもっと観光地化させたら工事をする人が必要になったり、通訳をできる人が仕事に就けたりするようになるのかなとも思った。
フィリピンの人たちは才能があると思うからそれをどうにか活かせる場を作れないかとも思う。
 
 
実際、政府が貧困地域の人たちを移動させても結局海辺に仕事が集中しているため、皆そこに戻っていく。
 
 
簡単ではないのはわかっているが山のほうでもなにか仕事にできることを作れないのではないか。
そうしたら貧困地域の人たちが海辺に集中することがなくなると思う。

子どもの就学を願う親

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貧困地域の親たちに「子供に対しての希望はなにか」と聞くと「学業を終えてほしい」という答えが大半だった。
 
フィリピンの人たちは勉強の大切さをわかっていて、学業を終えれなかった親たちはより一層勉強の必要性をわかっているだろう。
 
 
家庭訪問で4姉妹の長女に大学に行くかと聞いたとき首をかしげ「働いてお金を稼ぎたい」と言った。
 
でもお父さんは「まずは自分(長女)が大学にいき、卒業するまでは次女が先に働いて長女が卒業したら次女が大学にいけ」と言っていたのを聞いて、やはりフィリピンは助け合い精神が強いなと思った。
 
 
私たちがなにも考えずに普通に順番通りに学校に行くのが当たり前だ が、フィリピンではそれが出来ないためこのように順番に学校にいき誰かが働き助け合う。
 
そしてこのお父さんの勉強は大事だという強い気持ちが痛いほど伝わってきた。
 
 
 
お父さんに「どのようなサポートを私たちにしてほしい?」という質問に「子供のためならなんでも」と答えた。
 
自分のことより子供を第一に考え、子供の最善を願っている。
そしてお父さんは自分らには選択肢はないが、もっと良い場所に移れるなら移りたいと言っていた。
 
 
その時彼らは今の環境に満足していないということを改めて知ることができた。
 
私たちの場合は選択肢に溢れているが、貧困地域の人たちは選択肢がないため夢を諦めなきゃいけない時もあるだろう。
 
だがそれはただお金だけの問題ではない。
だから私たちは先入観だけで「貧困地域はお金が必要」というように考えるのではなく実際に貧困地域に行き、彼らは今なにを必要としているかをちゃんと知ってから支援をすべきだ。

ゴミ山は大切な働く場所

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私はゴミ山で人々はどんな生活をしているのか興味がありました。
 
はじめにゴミ山に行ったときに「本当にここに人が住んでいるのか」と思うくらい生活環境は最悪でした。
 
ゴミに囲まれ尋常じゃないくらいのハエが飛び、匂いも酷く人が住めるような場所ではなかったが現実ではゴミ山には5家族が住んでいて仕事の日は他の地域から働きに来る人がいる。
 
 
そのためただゴミ山をなくそうとするということは出来ない。
なぜならゴミ山はその人たちにとって唯一働ける場所だからだ。
 
もしその人たちに他の選択肢があったらと思い色々考えるけど、実際ゴミ山をなくしてその人たちが新しい職に就くというのは難しい。
 
だがこれからのためにも今から動き出すべきだと思う。
 
 
 
ゴミ山に住んでいても子供たちは元気で幸せそうだった。
そしてゴミ山の子供たちは他のスラムの子供たちと比べて全く欲がない。
 
他のスラムで風船1個だすともっともっととせがんできたり、ケータイをすぐに借りて自撮りを始めるがゴミ山の子供たちは風船 1 個でもみんなとシェアしながら遊んでいたり、ケータイをせがんできたりはしない。
 
同じ国、同じ貧困の生活でも場所によってこんなにも人柄が違うんだなと実感した。
 
私の考えでは、暮らしが過酷なほど身近なものに幸せを感じて欲がでないのかと思う。

子どもたちのために私ができること

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正直子供と遊んでいるときはゴミ山、貧困地域ということをすっかり忘れてしまうがふと止まったときにここは貧困地域ということを考え色々思うことがある。
 
子供たちはまっすぐな心を持ち、希望に溢れた瞳をしている。
それを無駄にしないためになにか出来ないかと何度も何度も考えた。
 
 
生まれてきた場所が違うだけでこんなにも違う生活、過酷な生活になるんだと痛感した。
 
でも生まれてきた場所を理由に夢を諦めてはほしくないというのが私の強い願いで、そのために私たちはなにが出来るのかというのを考える必要がある。
 
 
 
私は誕生日の日にカパサーに行って子供たちに誕生日を祝ってもらいました。
 
みんなでバースデーソングを歌ってくれて何度も何度も「ハッピーバースデー」と言ってくれて今までで一番番最高の誕生日になりました。
 
1ヶ月前に異国の地から来た私をいつも笑顔で受け入れてくれて、いきなりカパサーに行ったのにもかかわらず家族のように私の誕生日を祝ってくれてとても温かい気持ちになりました。
 
 
「今日ここに来るのは最後だよ」と伝えると「なんで日本に帰るの?」「次はいつ来るの?」と聞いてきてくれて本当にここを去りたくないと思った。
 
とても素直で思いやりがある子供たちの成長を近くで見たいとすごく思い、なにか子供たちに関わることをしたいと思った。
 
 
 
日本で出来る支援はSNSで情報を発信するのはもちろん、いらなくなった服や文具を子供たちに寄付するというような簡単なことからできると思う。
 
これならわざわざフィリピンに来る必要がなくとても始めやすい支援だと思う。
 
 
しかし私自身はセブで人のためになる活動をしたいと思うようになった。
 
活動のアイディアとしてはフィリピン人に日本語を教えるということ。
 
 
フィリピン人に日本語を教えてみんながみんな日本に行けるとは思えないが、もし流暢に話せるようになったらフィリピン国内でトランスレートなどの仕事に就けるのではないかと思う。
 
日本で働きたい人も多くいると思うし、セブは観光地なので他の言語が話せれば職の選択肢も広がるのではないか。
 
 
それにフィリピン人は記憶力が良く、フレンドリーなので観光地で多国籍の人と関わる仕事はとても合っている仕事だと思う。
 
もっと観光地を広げていければ職が増え、貧困層の減少にも繋がると思う。

自分のこれからに大きな影響をあたえたインターン経験

今回5週間インターンを体験させてもらって感じたことは、自分の無力さと子供たちの強さです。
 
貧困地域に訪問しても正直問題がありすぎてなにをしていいかわからなくなった。
 
でも少しずつでも小さいとこから変えていけば本当にスラムをなくすことができ、貧富の差を少しでもましにすることが出来るのではないかと思う。
 
 
そのため日本に帰ってからは自分でなにから始めることができるかを考え、行動に移したいと思う。
 
 
 
今回フィリピンの子供たちの笑顔をたくさん見て、彼らのためになにかをしたいという気持ちがとても強くなり、まだまだ知らないことはたくさんあると思うけど彼らの力になれるならと思うと頑張れる。
 
 
今回の経験は私にとってとても影響があり、これから生活していく上でこの経験をいかしてそして子供たちの笑顔を忘れずに、子供たちのように強く生きていこうと思う。
 
 
私も子供たちに負けないようにちゃんと夢を持ち、諦めない心を持ちそれに向かって取り組んでいきたいと思う。
 
 
 
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