日本の大学生はeメールをほとんど使わないそうですね。
先日もボランティアで来ている大学生が「eメールは就活で使うぐらいで、普段は開かない」と言っていました。
友だちとのコミュニケーションはLINEかFB。
フィリピンの場合も、ビジネスシーン以外ではeメールはあまり使われていません。
携帯メールとfacebookがコミュニケーションツールです。
APT(Asia Pacific Telecommunity)と言う機関の調査によると、世界で送信されている携帯メールの、何と1/6はフィリピンからなんです。
国民ひとり平均、一日12通以上!
街中でもカフェやレストランでも、ほとんどの人が携帯メール(フィリピンではテキストと言います)かfacebookをチェックしています。
携帯メールがこんなにも使われている理由は、
料金プランに無料メールが含まれている。
一般的なフィリピンの人たちの所得から考えると通話料が高額。
そしてこれが一番の理由かもしれませんが、フィリピンの人たちは一人になることが大嫌い。
いつでも誰かとつながっていたい。
だからメールの内容よりもやり取りをしている、と言うことが大切なんです。
特に目的がなくても「Hi」とか「Hello」のメールを送ります。
日本人でしたら単に元気?と聞いて来るメールは鬱陶しいですが、フィリピンではそこからコミュニケーションが始まります。
目的なんか不要。チャット感覚で会話を楽しみます。
最近ではフィリピンでもLINEが少しずつ広まっています。
フィリピンではLINEは一般的なツールではありませんが、日本人とのコミュニケーション手段としてLINEが使われています。
フィリピン人同士でLINEを使うことはありません。
フィリピン人は世界一、人とのつながりを大切にする国民です。
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