フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

きみよ 岐阜大学
 
グローリアセブのボランティアに参加したいと思った理由は、将来教師になる上で日本の子供達や教育だけでなく世界に目を向け、自分の知識を増やしたいと思ったからでした。
 
 
ボランティア初日に実際にスラム街へ行き子供と触れ合ってみて、私が抱いていたスラム街に対するマイナスなイメージとは違って子供も大人も明るく楽しそうに暮らしていることに驚きました。
 
 
 
2日目、3日目に青空教室や学校に通っている子どもと会話できる機会があり、学校について、好きな教科、将来の夢などについて話すにつれて今回関わった子どもは日本の子供と違って「学校に行きたい」「勉強が好き」という子どもが多いと感じました。
 
 
そこで私の中に何故学校や勉強が好きな子どもが多いのだろうという疑問が湧き、どうしたら日本の子供たちも今回出会った子どもと同じように学校や勉強が好きになるか、日本とセブのスラム街の子供たちでは何が違うのかを見つけようと思いました。
 
 
最終日の小学校訪問時に教室にいた子供たちに学校は好きか、どんなところが好き or 嫌いか、勉強は好きか、なんで勉強している/学校に通っているのか、将来の夢は何かとその理由などを質問しました。
 
すると多くの子供が学校が好き、勉強が好きと答えました。
 
また将来の夢を叶えるために勉強しているや、家族をより幸せにするために勉強しているという子供が多くいました。
 
 
 
私はこれらの質問や1週間のボランティア活動を通して、今回出会った子供たちは学校に通えることを幸せに思っているのに対し、日本の子供たちはそれを当たり前に思っていると感じました。
 
また今回出会った子供たちには具体的な将来の夢があり、その夢に向かって勉強していることが分かりました。
 
さらに学校に通っていなかった大人がまわりにいる分、日本の子どもより勉強をする重要さを身にしみて感じているのではないかと思いました。
 
 
 
今回のボランティアで学んだことをふまえ、日本に帰ったら日本の子どもたちに今回のボランティアで見た景色や生活の様子といった事実だけでなく、具体的な目標を立てたり勉強することの大切さを伝えたりしていきたいと思いました。
 
 
グローリアセブのボランティアはただ実情を見るだけでなく、毎日振り返りやインターンの方々がフィードバックをして下さる為、今回の目標の知識を増やすというただ与えられたものを得るだけでなくそこから自分なりに考えるというところまでできたし、日々自分が成長していることを感じることができたので自分にとってとても良い経験になりました。

 
 
 

2019年2月28日~3月6日
 
 

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