フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

たかひろ 明治大学
 
グローリアセブを通して
 
「あなたはどんな時が一番幸せですか」
 
「家族といる時、友達といる時が幸せです」
 
 
これはスラムに住む子供と親に聞いた質問とその答えである。
 
もし僕が同じ質問をされたとしたら
「美味しい食べ物を食べている時」
「欲しいものをもらえた時」と答えているだろう。
 
だがスラムの子供たちは違っていた。
 
 
今、家族と暮らせていること、友達と遊べていること、高望みをせずに現状を幸せに捉えていた。
 
これがテレビやネットでは伝わらないスラムの本当の姿だと思う。
 
こういった考え方は日本人にはなく、見習うべきことだと感じた。
 
 
日本人は食事ができること、暖かいベットで寝ること、テレビやスマホ、ゲームなどの娯楽があることなどそういった日常を当たり前だと思っているはずだ。
 
だが、今回のボランティアを通してそれが当たり前だと捉えてはいけないと強く思った。
 
 
斉藤さんもおっしゃっていたが、普通に生活できることに感謝をし、当たり前だと思ってはいけないとこれから生きていく上で自分の心に留めておきたいと思う。
 
 
子供たちの瞳は真っすぐで光るものがあった。
 
ただ今を必死に楽しむ、遊ぶ、走る、生きる、こういった思いしかないスラムやゴミ山、ガラス山の子供たちの瞳はとても輝いていた。
 
日本人と比べてしまうが、日本人には嘘であったり人の顔をうかがったりとひねくれている部分があり、瞳はうす暗くなっていると僕は思う。
 
だが、スラムの人々の瞳には偽りがない本来の目の輝きをしていた。
 
そこには今を楽しみ、将来先生になりたい、エンジニアになりたいという明るく照らされている道しかなかった。
 
 
子供たちと交流する上で言葉の壁、文化、宗教の壁はほぼなくゼロに近かった。
コミュニケーションは言葉だけではなく顔の表情、体の動き、ジェスチャーでもできるものだと改めて感じた。
 
 
英語が全く出来ないままこのボランティア活動に参加し、上手く交流出来るのか不安であった。
しかし、そういった不安や悩み自体がフィリピンの子供たちと比べたらごく小さなもので、自分が惨めに感じた。
 
 
自分の殻を割る、先入観や偏見を持たないといったこのボランティアの目標を達成でき、また「幸せ」の概念というものを変えることができた。
 
 
つらい、苦しい、悲しい、楽しい、幸せといった全ての感情は自分の「気持ち」次第でどうにでもなり、自分で決めることができる。
 
「気持ち」をもっと大事にし、真っすぐで光る瞳を持った人間になりたいと思う。
 
 
斉藤さんをはじめ現地のガイド、サポートスタッフ、そしてやすはさん、みずきさん、とても良い経験をさせてもらいました。

 
 
2019年3月7日~13日
 
 

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