フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

裕也
 
セブでボランティアをやりたいと思ったきっかけは、テレビでしか観たことのないスラム街というものを自分の目で見たかった好奇心があったからです。
 
 

テレビに映っているスラム街の人々は笑いがなく見ている人にはいかにも劣悪な所だなと思わせるようになっていました。
 

しかし実際に行ってみるとほとんどの人が笑顔で挨拶してくれました。
特に子どもたちは日本の子どもよりも活発なように感じました。
 
 

スラム街の親たちにインタビューをすると全員が子どものことを大切に思っていると言っていました。
 

ちょうどそこでは子どもにはミネラルウォーターをあげて、自分は水道水を飲んでいました。
多少自分を犠牲にしても育てるという強い精神を感じました。
 
 
 

スラムではどこの子どもも無邪気で元気がありふれていました。
私はバスケをして遊んでいたのですが、スラムの子どもたちはとても上手だと思いました。
 

不十分な環境でここまで上手いのなら設備が整っていたらどうなったんだろうと考えることが度々ありました。
生まれながらの才能を生かしきれないまま終わるのはとても勿体無いなと感じました。
 
 
 

このボランティア活動を通して、日本は逆に物がありすぎるなと思いました。
 

人の欲求は達成するとさらなる欲求が出てきます。
欲求が高くなって行くたび幸せを感じられなくなって行くと思います。
 

ですので、本当に物が多くあるのは幸せなのかなと感じさせられました。
これからは小さなことでもありがたみをもっていきたいと思います。

 
 
 

2018年8月30日~9月5日