フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談
Nozomi 日本福祉大学2年
私は以前インドの研修へ行ったとき、貧困層の家庭にお邪魔したことがありました。
そして少しですがコミュニケーションを取ったり談話もしました。
ですから貧困の人=かわいそうなどの偏見は持っていませんでした。
しかしながら、フィリピン セブに行って直接人と関わり、共に働いたり、何かをするというフィールドワークをしなくては、分からない部分や本当の姿は見えてこないとそう思いました。
どんな感じか想像もできないまま行った活動日初日のセブのスラム街ロレガ地区。
スラムという街は初だったので、“怖い”という印象はたしかに心のどこかにありました。
もちろん、マージャンなどやっている大人はいましたが、その周りのほとんどは子どもたちの活気であふれていました。
最近の日本では子どもたちの活気があふれている場なんて、そうはありません。これはロレガ地区に限ったことではなかったです。
ストリートチルドレンや、ゴミ山で暮らす子、そして小学校の子どもたち、どこへ行ってもキラキラした笑顔で私たちを迎えてくれました。
その度に、幸せって、他人がはかるものじゃないなと思わされました。
偏見っていうのは、本当にこわいものだと思います。
だから私は、こういうボランティアを通して、この経験を周りのみんなに語っていきたいと思います。それをしてこそ、このボランティアが意味あるものだったと言えるんじゃないのかなと思いました。
今回1週間という短い期間でしたが、フィリピンのソーシャルボランティアに参加することが出来てとても良かったです。
2016年9月1日~7日