ゴミ山の子どもの歌声に胸が打たれた1週間のボランティア

フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

きえ 武蔵野大学
 
これまで貧困国の現状や発展途上国を支援する人をテレビでみて、いつか自分も何か力になりたいと思っていました。
 
4月から保育士として働くので、学生最後の休みに関われる国際ボランティアを探していたところ、グローリアセブと出会い参加を決めました。
 
 
セブ島は海が綺麗で物価が安く、日本から近いリゾート地というイメージがあったため、スラム街の想像がつきませんでした。
 
 
しかし、1週間活動をしてリゾート地はほんの一部であり、貧困格差の大きい国であるということがわかりました。
 
 
 
山岳地帯、海沿い、川沿い、ゴミ山と様々で生活している人々を見て、日本では考えられないような生活環境に衝撃を受けました。
 
木の板やタイヤで作られた不安定な道、分別されていないゴミ、トイレやお風呂のない家を見て貧困の現実を目の当たりにしました。
 
テレビで見ただけでは感じることのできない、匂いや居住地の不安定さ、その中で生活している人の姿を見て、いかに自分の生活が安全で幸せであるか気がつかされました。
 
 
 
しかし、スラム街で生活する人々が不幸せでかわいそうというわけではありません。
 
確かに家庭訪問で母親の話を聞くと、お金や安全な居住地を必要としているのも現実です。
 
しかしその中でも「家族と一緒に暮らせることが幸せ」という言葉に本当の意味での幸せを教えてもらいました。
 
 
見ず知らずの私にも優しく接して、声をかけてくれて、たくさんの人の心の暖かさに触れることができました。
 
また、子供たちが元気で笑顔に遊ぶ姿がとても幸せを感じる瞬間でもありました。
 
 
 
1週間の中で特に印象に残ったことは、ゴミ山で暮らす子供たちです。
 
想像を絶する環境に胸が痛みました。
 
ゴミ収集のトラックに飛び乗る子供たちを見て、遊びよりも生きるための仕事が優先されていることがわかりました。
 
 
 
子供たちが連れて行ってくれた場所には綺麗な山と海が見え、後ろにゴミ山があるとは思えない、心の落ち着く場所でした。
 
歌手を目指す少年と出会い、彼の優しさや心の強さ、相手を思いやる気持ちが歌声に繋がっていて、とても素敵で胸が打たれました。
 
 
 
活動を進めれば進めるほど、支援とは何かと悩みましたが、今自分にできることは、当たり前の幸せに感謝をすること、周りの人に伝え知ってもらうこと、これから出会う子供たちときちんと向き合い、気持ちを共有することだと気がつくことができました。
 
 
1週間というわずかな時間でしたが、多くの学びを得ることとのできた、内容の濃い1週間でした。

 
 
 
2020年2月
 
 
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