奈那 千葉大学2年

私がグローリアセブのボランティアに参加したのは、スラムなどといった貧困地区の現場を生で見てみたいと思ったからです。


実際にスラムなどに行ってみると、写真では伝わらない匂いや雰囲気などを感じることができ、とても良い経験になったと思いました。

ボランティアに参加する前は、貧困地区に住む子供たちは、生活が苦しく、あまり明るい子はいないイメージを持っていました。
しかし、実際に現場に行くと子供たちは皆笑顔で、明るく 優しい子しかいませんでした。


そして子供たちは皆、夢と希望にあふれていました。
それを知った時 私の「貧困」に対するイメージが変わりました。

先進国に住む私たちからするとメディアの影響などもあって、どうしても「貧困」と聞くと、「かわいそう」「辛そう」「大変そう」といったマイナスの印象ばかりを持ってしまいますが、それは、先進国に住む私たちの勝手なイメージであり、 もちろん生活が大変である部分もありますが、大変なだけではなくて彼らは限らなりに、生活の中で、それぞれの「幸せ」を見出していることを知りました。

「幸せ」の価値観は自分で決めるものであり、他人が押しつけるものではない、そして貧困だからといって不幸せと いうわけではないということを体感させられた日々でした。

また、私たちにとって食事をとること や学校に行くことは当たり前となっていますが、それが当たり前ではない場所もあることを実際 に目の当たりにしたことで、当たり前になってしまっていることに感謝の気持ちを持つことができ たと感じています。

斉藤さんもおっしゃっていたように、これから社会人になって大変なことがあっ ても、世界で見たら小さなことであるし、今回実際に見た現場を思い出せば、どんなことも乗り越えられるれるように感じました。

今回私は初めての海外であり、英語もそこまで話せるわけではないので、「言葉が通じなかったらどうしよう」といった不安もありましたか、実際に海外に行ってみると、言葉が通じなくても、単語やジェスチャー、そして笑顔で人とコミュ ニケーションはとれると感じました。


特に子どもと接するときは、本当に簡単な英文で通じるし、ジェスチャーで乗り超えられたので、楽しく会話をすることができて良かったです。
なので、 今後は別のボランティアにも参加してみようと思いました。


海外でボランティアをすることは、自分の人生や価値観に大きく刺激をもたらしてくれるものだと知ることができたので、グローリアセブのプログラムに参加して本当に良かったと思っています。

今後、ボランティアに参加することができなかったとしても、例えば、いらなくなった服を寄付したり募金をしたりなど、自分にもできることを考えて、常日頃から行動するようにしたいです。

今回の経験は間違いなく自分 の人生に大きな影響を与えるものになりました。
今回得た学びや気づきを忘れず、他の 人にも伝えていきたいと思います。

2024年3月

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