まい 法政大学2年

グローリアセブのボランティア活動を通して、私の中で大きく印象が変わったことをまず書きたいと思います。

1つ目は子どもたちについてです。

日本にいる時は、“貧困”と聞いたら、”かわいそう“や”助けてあげたい“などの気持ちが真っ先にでてきたのですが、色々なスラムを訪れてみて、実際に子どもたちと接すると、気さくに話してくれたり、初対画なのに笑顔であいさつをしてくれたり、全くイメージしていた子どもたちとは違ったように感じました。

将来について質問したときに、真っ先に将来に不安はない!と言い切っていて、自分にはない考え方を持っていました。

自分のためより、他の人を助けたいという想いを真っすぐ私たちに伝えてくれてとても刺激を受けました。

2つ目は、スラムについてです。

私の中の「スラム」の印象は何も食べるものがなく、いつ倒れてもおかしくない状況が常にある状態だと思っていました。

しかし、実際はある程度食事が確保されていて、スマホを持っている子どもの多くいました。

色々なスラムに行った際に、スラムの場所によって貧しい具合が違っていて、特に山間部の子どもたちはオシャレで洋服に気をつかっている印象を持ちました。

子どもたちは夢や妄想などの架空のことではなく、自分たちの目の前にある生活に一生懸命面と向かっていて、今を生きるため自分の家族のために日々生きていることが物凄く感じました。

自分のことをもちろん大切にしなければいけないけれど自分よりも貧しい人たちを助けたいという想いももっていてとても尊敬しました。

日本にいたり、海外旅行で来たりしたら感じることのできない非日常体験を1週間過ごすことができて、一生でとても大切な宝物になりました。

来年もぜひ機会があれば参加したいなと思います。

2024年9月

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