みう 成城大学 4年

墓地スラムの訪問、山村の貧困地区

見ず知らずの日本人を前にしているにも関わらず、ハイタッチやハグですぐに私たちのことを歓迎してくれていることが伝わりました。

初めてのボランティアということもあり、何をすれば子どもたちが喜んでくれるのか不安な部分もありましたが、そんな不安は子どもたちの笑顔で払拭されました。

家庭訪問でのインタビューと青空教室

「何の科日が好き?」という質問に対して、「数学が好き」と答えた少年に、「お母さんが教えてくれるから。」という返答が返って来ました。

他にも、明日への活力に対して、「家族がいること」という返答があり、私はこのインタビューを通して、彼らの生活における根底には『家族』があることを実感しました。

青空教室のビサヤ語に、馴染みのない言語で覚えることが大変でした。

川の上のスラムとゴミ山の視察

「グローリアセブの支援の中で嬉しかったもの」と聞いた際、子どもたちの口から直接事実を聞くことで、活動がどのような形でプラスに作用しているのか実感できました。

ゴミ山の視察は、日本では見ることのできない風景が広がっていました。

そこに暮らす誰も彼もがエネルギッシュで、親切でたくさんの夢や希望を教えてくれました。

山村の小学校訪問

「お金にある?」「ボールペンある?」といろんな子どもたちが私に尋ねてきたのが印象的でした。

日本の子どもたちなら、文具用品やお金を人に要求する光景は見かけないと思います。

これは、いろんなものに溢れたような日常で暮らしてきた私たちだからこそ感じた違和感なのではないかと思いました。

当たり前にあるような日常は国が変われば、当たり前ではなくなるということを改めて実感しました。

2024年9月

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