あまね 東洋大学 2年
私は、グローリアセブのボランティアの一員として参加できて本当によかったと感じています。
グローリアセブに参加するまでスラムという場所は映像だけの世界でした。
スラムで暮らす子どもたちの動画を見るたびにいつか支援がしたい、ボランティアがしたいと思っていましたが中々踏み出せずにいました。
なので、今回このような機会を得ることができ、自分自身の人生最大の経験・挑戦になったと思います。
このボランティア活動を通して、実際に足を運ばなければ分からない景色や匂い、子どもたちの思いや感情、たくさんのことを感じることができ、改めて「生きる」ということについて考えさせられた気がします。
行くところ、行くところが絵に描いたような初めて見る景色ばかりで、何もかもが衝撃でした。
私は、初めてスラムを見たときに感じた驚きが忘れられません。
本当にこんな場所に人が住んでいるのかと疑うほどでした。
また。家庭訪間をして子供や大人の本音を聞くことができ、家庭訪間を通じて、生きていく中で家族が一番大切であるということを改めて感じました。
決して裕福な暮らしではないのに、今の生き方にしっかり向き合い、将来のために今を頑張っている子どもたちの姿にとても感動しました。
なんでも手に入る環境、幼稚園から大学に通うこと、おでかけをしたり、旅行をしたりすること。
私たちができていることは当たり前のことではないと考えさせられました。
スラムで暮らす子どもたちのイメージは、人見知りで、元気がなくいつもお金やご飯などをねだってくるのではないかと思っていたし、何か物を盗んだり、ちょうだいと言ってすがってくる子どもたちが多いのではないかと少し恐怖心もありました。
だけど、そんなことは一切なくて、出会って10秒もしないうちに手を繋いできたり、おんぶや抱っこをねだってくる子、遊ぶことや写真を撮ること、絵を描たり、ふざけたりすること、どこの子供とも同じようにとても元気で笑顔の絶えない子ばかりで想像と真逆なことにびっくりしました。
スラムで暮らす子どもたちの笑顔や元気さはたくさんの人たちを救うことのできる力があるなと感じました。
暮らし方や言語が違くても、言葉が全く通じなくても、笑顔と元気で気持ちは繋がることができるということを子供達からたくさん学びました。
セブで出会った人たちのおかげで忘れられない時間をつくることができました。
実際に目で見て、感じて、経験することの大切さを教わりました。
支援やボランティアを通して、スラムに暮らすたくさんの子どもたちの未来が幸せになってほしいなと思いました。
この活動をきっかけに私もこれからの人生に繋がることが増えていけばいいなと思っています。
2024年9月
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