さき 島根県立大学1年

私は初めて海外へ行き、とても貴重な経験をさせていただきました。

海外ボランティアには、高校時代の先生の話を聞いたときから憧れがありました。

大学での学びをもとに、今回、勇気を出して挑戦することにしました。

子どもたちと関わる中で多くを学ぶことができ、参加して本当に良かったです。


スラムの子どもたちはすごく楽しそうに暮らしていることに驚きました。

私はもっと暗い顔をし、元気がないと思っていました。でも、どこの子どももたちも社交的で私にたくさん話しかけてくれました。

ずっと今を楽しもうとしていて、笑顔で生きていると感じました。


墓地のスラムでは寝る場所がひつぎになってしまうことに衝撃を受けました。

普段からここで生活していたら憧れてしまうのかと考え、少し怖くもなりました。

他のスラムと比べて子どもたちは痩せており、おんぶして歩いたときに、その軽さを実感しました。

そんな、食べ物をう満足に手に入れられない状況でも、子どもたちは笑って暮らしています。
子どもたちの笑顔を守っていけるような支援をもっと政府が行えたらいいのにと感じます。

 

山村の子どもたちはまた違った印象を受けました。

広い山の土地を生かして鬼ごっこで走り回り、自然とともに暮らしているなと感じました。

年齢層の高い人たちもここで遊んでいることから、村全体で居心地の良い場所となっているなと考えました。


NGOのスラムでは私がイメージしていたスラムに最も近かったです。

絡まった電線やトタン屋根、ボロボロの壁を見て過酷な生活をより実感することができました。

洗濯物を電線に干しているのは大丈夫なのか心配になりました。

神父さんが住民に声をかける姿を見て、どれほど尊敬されているかよく分かりました。

キリスト教を強く信仰していると感じます。


母親でのインタビューでは、家族との時間を大切にしており、今の生活は貧しい中でも幸せだと伺いました。

この言葉から、共に生活する喜びを教わりました。家が宝物だとも伺って、どんな形であれ、生活する場所は人の心を癒す力があるのだなと感じました。

また、子どもたちを大学に通わせたい、いい仕事に就いてほしい言っており、ここでの子どもたちの学べる場が大切だと考えました。


NGOのスラムの子どもたちとの交流では英語が通じにくかった印象を受けました。

また暑い部屋にたくさんの子どもたちが集まり、広場的な空間や場所がないのを感じました。
流行りのダンスを見せてくれる子もいて、ここではスマートフォンを持っている家庭もあることを知りました。


青空教室では学校に通える豊かさがあり、優秀でしっかりと夢に向かって努力していると感じました。

ビサヤ語を教えてもらって、言語を話すことは難しいと改めて感じました。
私は英語が聞き取れずに会話がうまくできないことがありました。とても悔しいです。

気持ちを伝える手段としての言葉の力を実感しました。

ビサヤ語を教えてくれた子は教え方が上手でした。将来は教師を目指すと言っていたのでさすがだなと思いました。


川の上のスラムでは、泥の匂いがすごく、洪水被害に襲われることも知りました。

子供達のインタビューで分かったことは、幼い頃から夢を持ち、勉強を頑張っていることです。
日本では低いと考える学習意欲を感じました。

そして、子どもたちは、ITに関連するものや将来の夢、生活に役立つ家庭科を特に学びたいと言っており、勉強を満足にできる環境が必要だと思いました。

また、今の苦しい生活の状況を変えたいという志の強さに憧れます。


ゴミ山に行ったときには、他の街から隔絶されており、生活物資を手に入れるのに苦労してしまい辛いだろうと考えます。

また、遊ぶ子どもたちの一体感を感じました。全員が仲良く、子どもたちがアクテビティに対して積極的に盛り上がってくれていました。

みんなが共有している遊びを何度も繰り返し、元気いっぱいの子どもたちからたくさんパワーをもらいました。
ゴミ山は過去一にひどい悪臭で、地面を埋めつくすゴミに絶句しました。何層にも重なったゴミに囲まれて生活していることを考えると本当に生きていけるのかと思ってしまいました。


オスロブへ行き、ジンベイザメと泳いだり、キャニオニングをしたりして、リゾートの観光を満喫しました。

日本語をガイドさんが喋れていてさすがだと思いました。

海はとても青くて絶景でした。このような観光地が、今まで見てきたスラムの景色と対比して、同じ島の中でも大きな差があり、観光するだけではその地のことは分からないと痛感しました。

どちらの景色も目に焼きつけておきたいです。


学校を訪れ、子どもたちと交流したことで大きな活力をもらいました。

様々な年齢層が一つに集まり学校があることや、落第があることは、日本と違って驚きです。

勉強を真面目に取り組まなければならないため、進学することも難しいと知りました。

そのため、勉強をしようとする姿勢が大切だなと実感できました。

学校の数が少なくて学校へ行けない子どもたちに学べる環境を作っていかなければならないと思いました。


以上を通し、私は子どもたちが家族と安心して暮らし、学校で学ぶ大切さを実感しました。

また、目で見たことで子どもたちには楽しく生きる力があり、幸せの価値は環境により違うことを学べました。

私は将来国語教師を目指しています。日本とは違った環境で学ぶ子どもたちは夢を持ちひたむきに努力しています。

日本の子どもたちにもこのような意欲をもって勉強に取り組んでほしいです。

そんな学習を学校でするには何が必要かを、このボランティアの経験を生かして考え続けたいです。

2026.03.04

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