大学生のうちに海外に行き、語学留学かボランティアに参加したいと考えている人は多いハズ。
大学を休学すれば自由度は高まりますが、夏休みや春休みに短期で参加するのが一般的。
限られた短い日程で、語学留学するか、思い切ってボランティア活動に挑戦するか。
二者択一で悩んでいる大学生は、両方とも参加するのがオススメ。
短期の場合、その方がメリットも大きい。
1週間あれば留学もボランティアも体験できます。
フィリピン セブ島で年間150名以上の大学生ボランティアを受け入れているグローリアセブが、短期でボランティアと留学に参加するメリットを詳しく説明します。
短期留学の目的は英語に慣れる
短期とは1週間~4週間を指します。
この短い期間で語学力が向上するかと言えば答えはNo。
でも、外国人の話すスピードに慣れ、短期留学でもリスニングとスピーキング力は向上します。
具体的には
相手の言っていることがわかるようになる
返事を早く返せるようになる
外国人に慣れてくる
この中で外国人に慣れるというのがポイント。
文法主体の学習をしてきた大学生は、アルファベットは見慣れていても外国人に委縮してしまいがち。
語学の学習はスカイプレッスンでも手軽にできますが、短期でも実際に海外に行き外国人と触れ合うことで英語を身近に感じます。
語学力のレベルは5段階
Level 1:初心者
Level 2:初級
Level 3:中級
Level 4:上級
Level 5:ネイティブ
大学生に限らず日本人の9割はレベル1 初心者。
短期留学だけで語学力の飛躍的向上は望めませんが、英語を身近なものに感じられます。
留学中にボランティアに参加するメリット
限られた期間の短期留学なら語学学校だけでなく、授業のない週末や留学後をどのように過ごすかで留学の成果に差が出ます。
短い期間でもボランティアに参加すれば、語学力の向上につながるばかりでなく毎日の自分の生活や考え方を見直すきっかけにもなります。
達成感や充実感も得られる。
・留学だけではわからない異国の文化風習を知れる
・実践的な語学力がアップする
・自分への刺激
ボランティア参加の目的は漠然でも大丈夫。
高い語学力も必要なし
留学生活は得てして、平日は学校にこもり勉強、週末はお買い物やレジャー。
この繰り返しになりがち。
ボランティアに参加すれば学校で得たスキルを活動で試せます。
ボランティアでは現地の人たちと英語で会話をする機会がたくさん。
現地の人たちとの交流で語学力はさらに身についていく。
学びはインプットとアウトプットで成果が出ます。
日本では大学とバイト先のルーティンの生活。
新しい自分を見出すきっかけは少ない。
折角の海外ですから、日本ではできないことに挑戦して自分に刺激を与えてください。
ボランティアにも参加することで自主性やチャレンジ精神が生まれます。
短期留学かボランティアで悩む必要はありません。
語学研修もボランティアも、両方体験してください。
短期留学でボランティアもできる国は
日本人の留学先として候補に挙がるのは6か国。
ネイティブですが留学費用、生活費、そして渡航費も高額な国
中~上級者向け
・アメリカ
・カナダ
日本ではあまり使われていないイギリス英語の国
生活費や渡航費が高い
・イギリス
・オーストラリア
・マルタ
日本から5時間で行けるアメリカ英語の国
・フィリピン
この中でボランティアができ格安で参加できる国はフィリピン。
特にセブ島は2000年頃から語学学校が開校しはじめ、今では50校を超える語学学校が。
日本人留学生は年間3万人。
フィリピンはネイティブではありませんが、日本から一番近い英語公用語圏。
初心者向けのカリキュラムが充実し、日本人の留学先として脚光を浴びています。
留学費用は欧米の半額以下と格安。
途上国フィリピンはボランティア先としてもオススメです。
短期のボランティアなら子どもケア
語学留学中にどんなボランティアができるのか。
現地で行われている継続的な活動を支えるボランティアプログラムなら短期の参加でも十分貢献できます。
短期に向く貢献活動
・子どもケア
・お年寄りや障がい者支援
・フェアトレード
子どもケア活動はスタッフの補佐役となってストリートチルドレンや孤児院、保育園の子どもたちの教育や食事の世話をするプログラム。
対象が子どもなので英語が苦手でも参加できるメリットがあります。
お年寄りや障がい者支援は、老人ホームや養護施設に出向き、施設のスタッフと一緒に入所者の身の回りの世話をする仕事。
多少、体力と精神力が必要な活動です。
現地の人たちと一緒にものづくりを行うのがフェアトレード。
工芸品や化粧品、装飾品をつくります。
椅子に座って朝から晩まで製作するので、ものづくりが好きな人にはおすすめですが忍耐力も必要。
一方、短期参加者に向かないボランティアはプロジェクト型。
マングローブ林の再生など環境保全、野生の動植物の保護、保全、農業支援など作業工程が決まっているプロジェクトは短期の場合向きません。
短期では活動の成果が見えないから。
短期留学で成果を出すならスパルタ式
語学の勉強は日本でもできます。
ではなぜ海外留学なのか。
理由は学校の規則に縛られ、勉強しなければならない環境に身を置けるから。
ラジオ英会話やスカイプレッスンだと、自分の意志でいつでも休めますが、学校寮に入寮すれば勉強するしかなくなる。
その意味で短期でも海外で勉強することに意味があります。
短期留学ならスパルタ式の語学学校がおすすめ。
スパルタとは先生の教え方が厳しいのではありません。
授業時間外も学習効果を高めるための決まりがあり、短期間でも確実に成果が得られるプログラム。
・1日の授業時間は平均して8時間~12時間
・平日は外出禁止
・自習義務や小テストなど授業を受けるだけでなくアウトプットの時間も多い
・寮での日本語使用禁止
など。
留学の成果は授業時間外に何をしていたかで決まります。
1週間から一か月程度の留学なら、授業時間外も規則が決められている語学学校で短期集中レッスンが効果的。
ボランティア留学のスケジュール
フィリピンでのボランティア留学を例に、3週間のスケジュールを紹介します。
日曜日
現地到着、語学学校寮に入寮
月曜日
オリエンテーション、レベルチェックテスト
オリエンテーションではカリキュラムや学校規則の説明、先生との顔合わせ
レベルチェックテストで留学生の語学力を確認し、それにあったカリキュラムを提供する
火曜日~金曜日
早朝授業 1時間
マンツーマン授業 6時間
グループ授業 2時間
選択授業 4時間
土日 フリー
ボランティアに参加できます。
翌週 月曜日~金曜日 授業
土曜日に学校を退寮
土曜日~火曜日
ボランティア活動
水曜日
帰国
最短の場合は2週間でも、留学とボランティアが両方体験できます。
留学に必要な総費用
フィリピンのセブ島で2週間の語学留学、5日間の短期ボランティアに参加した場合の総費用
語学学校
入学金 15,000円
授業料 109,200円 (寮費、三食費含む)
ボランティア参加費 49,000円(宿泊費含む)
小計 173,200円
その他
往復の航空券代
成田、関空、中部からセブまでの直行便 約60,000円
海外保険 約5,000円
現地でかかる費用
留学ビザ発行費 約15,000円
教材費 約2,000円
寮光熱費 約3,000円
ボランティア期間中の食事代 約4,000円
交通費 約3,000円
お買い物や観光費用 約15,000円
小計 約43,000円
合計 約280,200円
航空券代は時期によって幅があります。
どうやって申し込む
自分が行きたい語学学校や参加したいボランティアプログラムが決まっている人は、学校とボランティアを募集しているNGO、団体に直接問い合わせ。
レスポンスが早く質問にも正確に答えてくれる確率が高いです。
語学学校の主催で、週末にボランティアを開催している学校もあります。
決まっていない人は留学エージェントへ問い合わせして、自分の希望や日程にあったプログラムを提案してもらいましょう。
ただ、留学エージェントは語学留学の斡旋がメインなので、ボランティアプログラムを扱っている会社は少ないと思います。
また、扱っていたとしても専門家ではありません。
まずは、自分がどんな学校へ入学したいか、どんなボランティア活動に参加してみたいかを整理し、ネットで情報を収集してください。
それから関係先に問い合わせる。
エージェントへの丸投げは後で後悔する原因になります。
海外留学の心構え
語学留学かボランティアかで悩んでいる大学生へ、最後に心構えを3つ紹介しますので参考にしてください。
自分が挑戦したいことを欲張りに求める
留学とボランティアを天秤にかけるのではなく、両方参加する手段を考えてください。
得るものはきっと大きい。
人任せにしないで自分で決める
自分が思っていたことと違ったと後悔しないために、語学学校もボランティアも最後は自分の判断で決めてください。
あれこれ悩まず、まず行動
悩む気持ちはよく理解できますが、まずは一歩踏み出してみましょう。
なんでも挑戦すれば、すべてが自分の成長につながります。
グローリアセブでもボランティア留学のプログラムを提供していますので良ければ資料請求してください。
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