フィリピン ソーシャルボランティア体験談
由季 19歳 大学生
1週間のグローリアセブでのボランティア活動をしてみて、ボランティア活動自体が初めての経験でもあり、海外へ1人で行くことも初めての経験で何もかもが初めての事だったので最初は不安で一杯でした。
英語も全く喋れない自分が海外ボランティアをできるのか、期待と不安を胸にこのグローリアセブの活動に参加しました。
テレビやインターネットなどでしか、今まで見たことなかった最も貧困な地域を自分の目で見てみたいという思いからボランティアをしようと思いました。
実際にその地域に行ってみると、1畳くらいしかない所で家族一緒に寝ていたり、どぶの上に家が建っていて、よくここに建てられたなと思いつつ、足もとはごみであふれかえっている所など、この1週間で色々な地域を見て回れたことは、とても良い経験になりました。
しかし一番驚いたのは、どこの地域に行っても子供がとても元気であるということです。
来る前は、あまり満足に食事もとれず、弱っているというイメージを持っていました。
しかし、全然真逆で子供達は元気でむしろ元気すぎるといったくらいに元気で、私達の体力が全然おいつかないほどでした。
言葉も全然通じないけれど、言葉なんか通じなくても一緒に走ったり、踊ったり、また手遊びなど様々な事で遊ぶことができて、また笑顔がたくさんでした。
1週間は長いと思っていましたが、まだまだセブにいたいと思ってしまいます。
この1週間で出会った人達ともうお別れと思うと寂しい気持ちで一杯です。
ボランティアは大変と思っていました。体力的な面でヘトヘトになることはありましたが、精神的な面では、むしろ子供達やこのセブの人達からパワーをもらいました。
セブで過ごした経験は絶対に忘れないです。
2016年2月4日~10日