フィリピン セブ島 ソーシャルボランティア体験談
直美 20歳 大学生
セブ島でのソーシャルボランティアに参加して、さまざまな気づきや感じたことがあった。
まず一つ目は子供達のパーソナリティについてだ。
訪問した各地の子供達に共通して言えるのは、それぞれが非常にエネルギッシュであるということである。
日本から来た私たちに対して、恥ずかしがらずに積極的に近寄り、仲良くなろうとしてくれた。そして絶えず駆け回り、笑っていた。
私は小さな子供も遊ぶのが初めてだったので最初はかなり不安だったが、彼らのおかげですぐに打ち解けられた。
また、子供達はとても優しくて、遊び方など分からないことがあったら丁寧に教えてくれたり、折り紙を折ってプレゼントしてくれたりした。
そのこともあり子供達とは楽しい時間を過ごすことができた。
二つ目は貧困層の暮らしぶりと、そうでない人々の差についてである。
一見普通の通りに見えても、すこし外れに行くとそこには生活水準のかなり低い家々が連なっていた。
下を見るとゴミが散らかり、家は家族の人数が住むには不十分なくらい狭く、台風でも来たら吹き飛んでしまいそうなくらい脆い。
子供達に配った食事は少量の米に小さな春巻き一本、またはウインナー一欠片であった。
それに比べ、ショッピングモールのレストランで豪華な食事を食べるのは多くが自分たちを含めた観光客であった。
貧困層の人々の暮らしぶりを見て、自分の暮らす環境がどれだけ恵まれていて、ありがたいものであるかを改めて感じることができた。
以上のように、今回のフィリピンソーシャルボランティアでは私にとって新鮮なことばかりであった。
ソーシャルボランティアで見たこと、考えたこと、得たことを、日本で少しでも多くの人に伝えられたらいいなと感じた。
2016年3月10日~16日
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