フィリピン ソーシャルボランティア体験談

美穂 20歳 大学生

 

このソーシャルボランティアに参加しようと思ったきっかけは、貧困地域の暮らしや経済状況などをテレビなどで見て、もっと知りたいと思ったからです。
 
また、日本の暮らしとはかけ離れているような映像を見た時は、本当にこんな暮らしをしているのかと半信半疑な部分もあったので、実際に自分の目で確かめようと思い参加しました。

 

 

セブに来てみて、今まで「セブ島」といったら、リゾート地であり、きれいなビーチやおいしいフルーツがたくさんあったりと熱帯の楽園のイメージが強かったのが、想像とは全く異なった部分が多くあり、驚きの連続でした。
 
 
私が最初にボランティア活動をしに行ったロレガでは車から降りた瞬間、ゴミの異臭に衝撃を受けました。
 
日本とは異なる家の造りで、その狭い部屋に何人ものたくさんの人が生活していることや、お風呂場と言えるような場所はなく、外で頭や体を洗っていたり、夜も電気が通っていないので、真っ暗な部屋で生活しているようです。

 

 

また、ゴミ山を歩いた時、悪臭の漂う中、子供も大人もビニールの分別作業をしていたり、その近くで生活を営んでいました。
 
しかし、そこに住んでいる人々は、私達が行くと笑顔であいさつをしてくれたり、話しかけてきてくれました。
 
このロレガのような貧困地域で暮らす子供達は一日に得られる食料が十分でなかったり、学校に行って教育を受けるということも厳しい環境の中で暮らしていますが、そんなことを感じさせないくらい、私達が行った時に目をキラキラ輝かせ、とても無邪気な笑顔で接してくれました。
 
 

今すぐにこの状況をどうにかしてあげられることは難しいけれど、少しでもここに住む子供達に笑顔で楽しく過ごせる時間を届けたいと思い、一緒に体を動かして遊んだり、子供との会話を楽しみました。

 

 

1週間という短い期間でしたが、私が出会ったフィリピンの多くの人、一人ひとりがとても優しく温かい人ばかりでお別れするのが本当に寂しいです。
 
 

ソーシャルボランティアに参加し、実際にその場所に訪れることで知ることができたことや、初めての経験をする場面も多くあり、自分にとってとても良い経験になりました。
実際に訪れたことで、わかったことや考えさせられた事がたくさんありました。
 
 

2015年8月27日~9月2日
 
 
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