フィリピンの家族

貧困でも幸せな生き方

海外ボランティア参加者が一番驚くこと。
こんなにも貧しい生活を強いられてもなぜ人々は笑顔なのか。

貧困でもみんな笑って陽気に毎日を過ごしています。

貧困層に将来の希望や夢を聞けば、
家族と過ごせて毎日食べられるだけのお金が手元にあればそれで満足と答えます。

幸福とは自分の考え方次第。
食べるものに困らず教育を受けるのが当たり前の日本人が自分を不幸と考え、家族といるだけで十分と考える途上国の人たちが自分に満足している事実。

その違いはフィリピンの人たちは欲を持っていないから。

おいしい料理を食べたい
大きな家に住みたい
電化製品が欲しい

こんなことを考えても貧困層にとって実現はほぼ不可能。
だからできないことは考えない。
今ある幸せを大切にします。

貧困層でもインターネットを利用してある程度の知識は持っています。
子どもでも10分10円程度のネットカフェを利用し
社会のニュース
流行り
面白そうなもの

などの情報を得ています。
でもそれは別世界のはなし。

自分に手が届くとは考えていません。

向上心がないとも言えるでしょう。
でも貧しい家庭では将来の希望は持てません。
毎日できることを大切にし幸福感を得る。

母親にあれ買って、これが食べたいなんて子どもは言いません。
母親と一緒にいることで、すでに幸せなのだから。

フィリピンの家族

心の充足が幸せなわけ

充分なお金
自由に使える時間
人とのつながり

ひとつ選ぶとしたらあなたは何が満たされれば幸福ですか?

お金があれば大抵のことはできる。
お金も時間もあればいつでも何度でも海外旅行に行ける。

でもそれは幸せな気分を一時的に感じるもので、いつお金も時間もなくなってしまうかわからない。

人とのつながりは自分の心を満たし精神的に充実した気持ちで毎日を生きることができます。
フィリピン人は家族や友達など人とのつながりを一番大切にします。

おしゃべりや雑談が大好き
人の面倒見が良い
社交的で初対面でも憶しない

人とのつながりを大切にしているフィリピン人の性格。

彼らは貧しくても毎日を楽しみながら生きています。

フィリピンの家族

幸せは自分が決める

幸せの価値観は自分の生い立ちと環境によって異なります。
そして先進国と途上国では大きく違う。

日本人は幸せの基準を自分で決められず他人と比較して自分を判断する。
世界一裕福で安全な国に暮らしているのに、常に欲望を持ち自分は幸せではないと思っている。

人の真似をしようとするからいつまでたっても幸福感を得られない。

今の自分に不満や不安を抱えている人はフィリピンのボランティア活動に参加して、貧困でも笑顔で暮らす途上国の人たちと接してみてはどうでしょうか。

日常生活では得られない経験はあなにた新しい気づきを与えてくれます。
そして、幸せとは自分次第と言うことを実感するでしょう。

 
 
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