フィリピン 幼稚園・保育園ボランティア体験談
ちひろ 20歳
今回、セブ島の幼稚園・保育園ボランティアを通して、日本との文化の違い、価値観の違い、教育の違い等、色々な視点から物事を見ることが出来ました。
私は、日本で保育園のアルバイトをしているのですが、セブ島の子どもたちと触れ合うことで、日本と比較し、日本の良いところ、これから必要なところ、セブ島の良いところ、セブ島から見習うべきところ等得られれば良いなと思って(第一に子どもが大好きなので)参加させていただきました。
それだけでなく、幼稚園の先生や、町で出会うフィリピンの方々の優しさや愛を感じることが出来ました。
斉藤さんに、「自分が一番幸せだと感じる時はいつか?」と、質問を受けた時に、日本人の幸せはお金がかかる幸せが多いのかな?と感じて、それはきっと、「欲」で、それを求めれば求めるほど、幸せにはなれないと感じました。
フィリピン人が幸せを感じる瞬間は、家族と居る時、ご飯(等食べ物)がある時、歌っている時の主に3つで、だから私は、会う人会う人に「Hi!!Hello!!」と声をかけたり、「Thank you!」と目を合わせて言えたり、心からの笑顔を見せてくれたり出来るのだろうなと思いました。
保育園でアルバイトをしていて、子どもの育つ環境(家庭内環境)や親の存在はとても大事だと感じています。
特に、保育園や幼稚園くらいの年の頃は、とても大切な時期だと思っていて、それによって、どんな人に育っていくのか、左右されると思います。
今回、子どもたちと触れ合ってみて、泣いたり、笑ったり感情をだしていて、心に素直な子が多いと感じました。
また、特に女の子が積極的に話しかけてくれたり、明るく元気な子どもたちが多くて、親や家族の愛情をいっぱいもらって成長しているのだなと感じました。
日本より、貧しい国だから~、とかではなくて、心が豊かだから、人に優しくできる、きっとその優しくて愛情いっぱいの大人の成長していくのだろうなと思って、私は嬉しくて、そして優しい気持ちになりました。
今回訪れた幼稚園の授業を見ていて、授業の内容が一つ一つ楽しいなと感じたのと、自分が進めていくのもが多かったので、子どもたちから積極的に行っていく授業が多いなと感じました。
そういう日本との違いから、子どもたちの学びの姿勢の違いも感じました。
中々体験できないことが出来たのが、今回体験したことや感じたことを保育士である母や家族、友達、恋人に話して、広めていけたらいいと思います。
今後、進路を考える上でも、生きていく上でも、今回の体験はとても貴重で、私の宝物です。
ボランティアに参加して良かったです。
これからは、今まで以上に家族という存在を大切にしていこうと思いました。
2020年2月
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