フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談
虎太郎 桜美林大学3年
グローリアセブのボランティアに参加して感じたことは、子ども達同士で年上が年下に譲ったりしていて助け合いの輪ができていたことに驚きました。
今までの自分のイメージでは、配給の際に奪い合いになるかと思ったが、そんなことはなくお互いを思いやる精神に感動しました。
特に有意義だった活動は、今回はビルの軒下だったが青空教室でビサヤ語を教わったことと、スラム地区での家庭訪問で自分の中の疑問を解消できたことです。
青空教室での活動を楽しみにしていたため、雨でビルの軒下になってしまったのは非常に残念ですが、ビサヤ語を教わったことでその後の活動でその言葉を使うと「ビサヤ」と言いながら陽気に返してくれる現地の子供を見てコミュニケーションできたことを嬉しく思いました。
次に、スラム地域の家庭訪問ですが、自分の疑問であった学校までの距離や勉強はすきなのかを質問しました。
自分が伺った家は学校まで約20分と言っていたので意外と近いなと思いました。
僕自身の勝手なイメージでは、スラム地区だと1時間くらいだと思っていた。
しかし、山岳地域でなければ学校の距離はそこまで遠くないということを知ることができた。
勉強が好きかという問いに対しては苦笑いしながら「NO」と答えつつ、本人が勉強の大切さを理解しており、学んでいることやなりたい夢を語ってくれていたので、僕も勉強が好きではないがやらなければいけないと思っているので、その気持ちにとても共感出来たし、日本に帰国してより頑張ろうと前向きな気持ちになれたので、このモチベーションを維持したいです。
私が違和感に思っていることは、配給で出たゴミや折り紙ワークで出たゴミを放置している点、食べ残しをどうしているのかです。ボランティアでは自己判断でゴミを拾って捨てたり、食べ残しを犬に与えることを行っていました、が配給の度にゴミを増やしているのが理解しがたかったです。
今後は片付けまでさせる必要があると思うし、犬のほうが飢えているので、残飯を犬に与えてもいいと考えます。
2023年2月
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