小学校インターンシップ 体験談
美名 東京外国語大学 2年
フィリピンの小学校でのインターンを通して、日本では絶対に経験することの出来ない、とても貴重な体験をすることができたと思います。
日本の小学校とフィリピンの小学校では異なる点がたくさんありましたが、まず一番驚いた事は子供達の元気さです。
彼らは起床時間が早いのにも関わらず、朝から帰るまでずっと元気いっぱいで私も元気をもらいました。
そして、皆とてもフレンドリーなので他学年の子や他クラスの子でも、いつも話しかけてくれて嬉しかったです。
この小学校では毎週月曜日の朝には、”Flag ceremony”という集会の様なものがあり、朝七時半から五、六曲歌って踊っていました。
多くのフィリピン人がとてもフレンドリーなことや、歌や踊りが好きな背景にはこのような教育が隠されていたことを知ることが出来ました。
また、スマホを使用できる点やお菓子を食べることの出来る点は驚いたと共に、日本の小学校でも取り入れられたら良いのにと感じました。
それは、給食までお腹が減って集中出来なかった授業や緊急時に親に連絡出来ない事を思い出したからです。
また生徒だけでなく、先生達の観点からも驚くことが多々ありました。
それは、先生は「神」的存在であり決して先生の悪口を言ったり、先生に反抗したりすることを見なかった点や、すぐに自ら生徒達が先生を助けに行く点をたくさん見かけたことです。
また小テストの際には、その授業内において子供同士で採点をしその場で先生はメモしていました。
こうすることで、先生の残業時間を減らす、無くすことができ、良いと思いました。
フィリピンの小学校では沢山良い点を見つけましたが、授業の開始と終わりのチャイムがないことは、けじめがつきにくくなり時間にルーズな人になってしまう子供達が多くなってしまうので、良くない点なのではないかと思いました。
しかし、この学校では、クラスによって毎授業の時間が異なるため全体でチャイムを鳴らすことができていないのだと思いました。
この3週間では、一生の宝物になるような忘れられない日々を過ごせました。
ここで学んだことを将来に活かしていきたいです。
2023年2月
公立小学校で教師体験。先生や子どもたちとの交流を通して海外の教育事情が学べる「小学校インターンシップ」の詳細を見てみる
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