フィリピン ソーシャルボランティア体験談
ゆきの 19歳 大学生
セブ島でのソーシャルボランティア活動を通して率直に思う事は「ボランティア参加して良かった」ということです。
具体的には、たくさんの子供たちと出会えたこと、普通の観光では行けるようなところではないところに行けたこと、
現地の子供たち、大人の方からの生の声を聞けた事が自分にとってとても良い影響になりました。
テレビで見ていたことが自分の目の前にいる人たちの日々の生活で、授業で学んだ子供たち、フィリピンの家庭事情なども実際に知ることができて、自分の中でのイメージや考えが少しだけ変わってきました。
私たちよりもずっと貧しい生活をしてる子供たちは、私たちよりもずっとたくさん笑っていて、夢もあって、すごいなと思いました。
その夢がどれだけの子供たちがかなえることができるのか…考えただけでも胸が苦しくなる思いです。
今、支援を受けている子どもたちが、支援を受けなくなったとき、子供たちはどんな道に進んでいくのか、とても不安な気持ちになりました。
私が一番衝撃を受けた事は、日曜日のNPOの子供教室に参加したあと、サントニーニョ教会の前に、子供教室で学んでいた男の子がいたことです。
日本にいると、小学生、中学生は学校から帰ったら「遊ぶ」というイメージしかなく、フィリピンでこのような光景を見て、なんとも言えない気持ちになりました。
また、子供たちの優しさにとても感動しました。
遊んでいてもボールが顔に当たったら「Are you OK?」と心配そうに何度も聞いてくれ、汚れを取ってくれて、「ハッピーバレンタイン！」と言って花をくれたり、私たちが子供たちに何かをしてあげたのではなく、子供たちからたくさんの学びを得た１週間になったと思いました。
2015年2月13日～19日