フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

ともき 明治大学
 
グローリアセブでの活動を通じて
 
僕がこの活動を通じて感じたことは自分がイメージしていたスラムと実際のスラムにはギャップがあるということです。
 
 
同じスラムというくくりでも場所によって、生活様式や衛生面など違いもあるし、子どもたちの雰囲気も違ったように感じました。
 
しかし、共通して言えることは、たとえスラムという環境の悪い場所に住んでいても、決して悲観的ではないということです。
 
 
特に子どもたちは本当に元気で、フレンドリーに接してくれて嬉しかったです。
日本の子どもと比較しても断然フィリピンの子どもの方が元気で、個人的にはフィリピンの子どもの方が好きでした。
 
 

また、僕が個人的に一番印象に残っているのはガラス山とゴミ山です。
 
特にゴミ山は車から降りた瞬間からものすごい匂いがして、鼻をつまんでいないと歩いていられないくらいの匂いがしました。
 
そんな中で生活している人がいるということも信じられませんでしたが、さらに驚いたのはその人たちも決して悲観的ではなかったということです。
 

生活していく中で不満はたくさんあるはずなのに多くの人が家族と一緒にいられるだけで幸せという考えを持っていて、日本で生活していてはなかなか考えられないことだと思いました。
 
 
僕は大学に入学してから毎日をなんとなく過ごしてしまっている気がしていました。
朝起きて、学校に行き、授業を受けて、その後にバイトをするという単調な生活を退屈に感じていました。
 
でもこのボランティア活動をしたことによって自分の中で少し変われた気がしています。
 
 
物事を前向きに捉えられるかどうかは自分の考え方次第なんだということをスラムの子どもたちから学びました。
だから日本に帰って生活する時もその気持ちを忘れず、前向きに生きていきたいです。

 
 
2019年3月7日~13日
 
 

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