海外の保育と幼児教育を知る
フィリピンの幼稚園と保育園でのインターン研修には現役の幼稚園教諭や保育士、そして将来幼児教育や学童保育に携わる職業を目指している大学生が参加しています。
海外の幼児教育と日本との違い、そして幼児教育研修に参加した方の一日のスケジュールを紹介します。
保育園は幼児教育の施設
次の質問に5秒で答えられますか。
「日本の義務教育は何年間?」
フィリピンを訪れると街でよく見る看板。
K to 12
これはフィリピンの義務教育期間を表し、Kはキンダーガーテン、12は小学校の6年間と高校の6年間です。
フィリピンは幼稚園から高校まで13年間が義務教育期間で、幼稚園に上がる前には義務ではありませんが保育園に1年間通うのが一般的。
フィリピンの保育園は日本の保育園や学童保育とは異なり幼児教育をする施設。
アルファベットから簡単な算数まで先生が教えます。
幼稚園に上がる前の基礎幼児教育、そして集団行動やコミュニケーション能力を備えるための学習です。
費用は驚くほど格安で、1か月150円。
制服代や文具費用は必要になりますが、150円で幼児教育が受けられます。
保育園の先生は保育士ではなく、ソーシャルワーカーと呼ばれる人が務めます。
教育費が安いのでソーシャルワーカーの給与も月数千円。
ソーシャルワーカーはほとんどボランティアです。
幼稚園からはじまる義務教育
フィリピンの学校は公立私立問わず幼稚園から高校まで一体教育で、幼稚園も小学校と同じ建物内に教室を構えています。
幼稚園と小学校の先生は同じ立場で、ミーティングや研修は一緒に行われています。
幼稚園児も小学生と一緒に朝の朝礼や学校イベントに参加します。
幼稚園になると一層教育色が強まり、語学や算数など時間割に沿って先生が授業を薦めます。お遊戯や歌、おやつの時間も挟まれますが英語の書き取り、算数の計算など高度な幼児教育が行われています。
公立幼稚園の授業料は無料。
但し保育園同様に制服代や文房具代が掛かります。
海外の幼児教育研修の一日
グローリアセブでは海外の保育や幼児教育に興味ある社会人、大学生のためのフィリピンの幼稚園、保育園でのボランティア、先生研修体験プログラムを提供しています。
午前と午後、それぞれ幼稚園と保育園を訪問し先生のアシスタントをしながら自らも保育授業を行い子どもたちと交流します。
幼稚園、保育園ともに授業時間は約3時間。
その間に子どもの情操教育やコミュニケーション能力を高めるアクティビティを行います。
知的好奇心、開放性、想像力、外向性そして協調性など児童の健全な育成と楽しみにつながる活動。
例えば工作や折り紙。ダンスや歌。
なんでもかまいません。
幼稚園は朝の7時30分から授業が始まりモーニングクラスは10時30分に終了。
アフタヌーンクラスは1時から4時まで。
保育園は8時30分から10時30分がモーニングクラス。
1時から3時がアフタヌーンクラス。
幼児教育研修ボランティアさんは午前と午後、どちらかの施設に訪問しボランティア活動を行い4時ごろに終了します。
現役の幼稚園教諭や保育士さんは海外での幼児教育経験として。
将来幼児教育の職に就く学生は研修体験として参加してください。
日本の子どもと海外の子どもの性格、そして幼児教育の違いを実感できるはずです。
園児に楽しみの時間を提供する「幼稚園・保育園ボランティア」の詳細を見てみる
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