フィリピン セブ 地域開発ボランティア体験談

あや

 
グローリアセブの地域開発ボランティアに参加して、実際に自分の目で見て体験することの大切さを改めて実感しました。
 
セブと言えば今、日本でもリゾート地として注目されはじめ私自身、そのイメージが強くありました。
 
しかし、アジアで最も貧困が多いと言われていることを知り、実際に自分の目で確かめたいと思ったことをきっかけに、グローリアセブに参加しました。
 
 
3日間の活動では山岳地域の貧困地区や海沿いのスラムエリアへの同行、ストリートチルドレンの青空教室への参加、また山の集落やゴミ山へも同行はたくさんの子どもたちと交流させていただきました。
 
 
メディアを通してある程度の想像はできていたつもりでしたが、実際に目にする光景はどれも想像の遥か上で衝撃的なものでした。
 
仕事を求め市街地に来たものの、仕事もお金もなく住む場所を追われ山や海などに行かざるを得ない人々の暮らしの大変さは到底理解できるものではありません。
 
想像もできない厳しい現状があることを知りました。
 
 
 
しかし一方で、だからと言って夢や希望がないかと言うとそうではありませんでした。
子どもたちはみな、笑顔で自分の夢や目標を話してくれました。
 
警察官になりたい、教師になりたい、ダンサーになりたい。
 
そこには希望が溢れていました。
 
 
 
子どもたちとかかわる中で貧困だから幸せではないのか、裕福だから幸せなのかと言う疑問が生まれました。
 
裕福な家庭でほしいものはすぐに手に入り何不自由なく育てられる子どもと、何もなくとも自分たちで工夫して楽しむことができるセブの子どもたち。
 
ものが溢れすぎ感動もなくなっていく子どもたちと、折り紙ひとつに喜び楽しむことができるセブの子どもたち。
 
環境だけを比べれば決して幸せとは言えませんが、心の豊かさは羨ましいと思えました。
 
 
貧困と言うとどうしても暗い印象を持ってしまいがちですが、自分の目で見て感じること、体験することが分かる実際があり、それこそが大切なのだと実感しました。
 
 
 
5日間と言う短い時間でしたが子どもたちとの関わりやセブでの生活を通し、メディアなどではわかりえない実際をたくさん知ることができました。
 
今後は自分が見て感じたことを周りに発信していきたいと思います。
 
 
大変ながらも笑顔で毎日を生きている子どもたちが少しでもより良い人生を送れるように、私も私ができる精一杯の応援をしていきたいです。
 
 
貴重な経験をさせていただいた斉藤さんをはじめグローリアセブの方々、温かく迎えてくれた子どもたちに感謝します。

 
 

2019年6月
 
 

 
 
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