セブ島にもゴミ山が存在する
ゴミ山の動画をご覧ください。観光で有名なフィリピンのセブ島にもゴミ山が存在し、スカベンジャーの子どもたちが毎日ゴミ拾いをしています。
セブ島には5~6箇所のゴミ山があります。
ゴミ山のことを英語ではDump Siteと呼びます。
ほとんどのゴミ山は危険防止のためにすでに立ち入り禁止や居住禁止となっていますが、グローリアセブは現地の行政機関と協力してスカベンジャーを支援しているためゴミ山への入場が許可されています。
なぜゴミ山に住んでいるのか、どんな生活を送っているのが。
動画と併せてご覧ください。
これがアイランドリゾート セブ島なのかと驚くと思います。
ゴミ捨て場に運ばれるセブ中のゴミ
ゴミ捨て場は行政が正規に運営している場所と個人の地主が清掃業者に有料でゴミ捨てを許可している場所に分かれています。
どちらのゴミ捨て場にもゴミ焼却施設がないためにゴミはたまる一方。
動画にもあるように月曜日から土曜日までひっきりなしにトラックがやってきてゴミを捨てていきます。
私有地へのゴミ捨てはトラック一回約500ペソ、日本円で約1,000円が相場。
行政機関の正規のゴミ捨て場は基本的に無料ですが正式な清掃業者としての許認が必要です。
ゴミが運ばれてくるとスカベンジャーが集まり、捨てられたゴミをペットボトル、金属、プラスチック、紙に分別しサックと呼ばれる大きな袋に詰めていきます。
サックに分別されたゴミはゴミ捨て場の近くのジャンクショップに運ばれ1kg単位で売買されます。
ゴミ山の子どもの仕事
ゴミ捨て場では子どもにもできる仕事がたくさんあります。
ゴミ拾い、分別、そしてジャンクショップへの運搬。
トラックがゴミを運んでくると、真っ先に駆けつけ手際よくゴミを分別しサックに詰め込んでいきます。
住居はゴミ捨て場の近くにベニヤ板でつくった簡素な家。
下水道管をねぐらにしている子もいます。
朝起きてトラックが来たらゴミを分別し袋に詰め、ジャンクショップに持ち込む。
ゴミ山のスカベンジャーの毎日の仕事です。
2005年に放送されたテレビ番組「世界がもし100人の村だったら」の主人公 マニカちゃんもマニラのゴミ山で働いていました。
父親は他界し母親は病気がちの12歳の彼女は家族を養うために毎日ゴミ山でゴミ拾いをしていましたが、実際のゴミ山でゴミ拾いをする人は大人が中心で子どもはそれを手助けする役割です。
学校に通っている子もいれば日本の子どもと同じように遊んでいる子もいます。
ゴミ山に暮らしていてると聞くと暗そう、可哀想、と言うイメージを持つかもしれませんが、子どもたちは仕事を手伝いながら明るく幸せそうに暮らしています。
動画をご覧になってフィリピンのゴミ山を実際に自分の目で見てみたいと言う方は、グローリアセブのセブ島ボランティアに参加してください。
ゴミ山を見るだけではなく、そこに暮らす子どもたちとも交流しながらスカベンジャーの現実を知ることができます。
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