インターンが義務化されているフィリピンの大学生

就職前にインターンを経験して社会勉強をする大学生も多いと思います。
 
日本のインターンの場合は、1日か長くても3日間程度。

それは企業の実務や業務を知るのではなく会社見学。
 
 
企業側はインターン生用にしっかりとしたプログラムを用意し万全の態勢で大学生を迎えます。
 
企業としては自社のPRや大学の就職課への礼儀など意味もあるでしょうが学生にとってはカタチだけの参加でメリットはほぼなし。
 
 
就職が厳しいフィリピンでは大学の間に数か月間のインターンが義務付けられ学生はその間、企業で実践的な仕事に従事します。

日本と異なるフィリピンのインターンスタイル

フィリピンの場合はインターンの考え方がまったく異なります。
 
インターンは研修ですので、至れり尽くせりではありません。
 
 
社会経験とスキル習得の場。
 
基本的な仕事は指示されますが、あとはインターン生の自主性にゆだねられます。
 
朝から夕方まで仕事は自分で考え行動しなければなりません。

マニュアルなどもありません。

 
 
例えば教員を目指す学生は小学校や幼稚園で担任のサポートをしながら自らも教鞭をとり、三か月間先生と同じ業務をこなします。

 

海外ではインターンシップは実践教育の場です。

就職とインターンの関係

フィリピンの場合もインターン先=就職先ではありません。
 
しかし学生は与えられた仕事を懸命にこなしながらノウハウを学んでいます。
 
 

それはスキルを身に着けて就職に少しでも有利になるように。
 
 
フィリピンには産業が少なく正社員として採用される学生は限られます。
 
他の学生は期間雇用採用やパートタイム。

少しでも有利な条件で就職したい学生はインターンの経験を無駄にしません。
 
 
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