海外ボランティアで現地の子どもたちと交流するなら誰もができる遊びが一番。
フィリピンの子どもたちに人気の遊びと持っていると便利な遊び道具について。
フィリピンの子どもの遊び
小学校の低学年の男の子女の子が路上で夢中に遊ぶのがメンコ。
メンコを知らない日本の若い人もいますが、メンコは日本の伝統的な遊びの一つ。
直径5cmほどのキャラクターやイラストが書かれた厚紙のメンコを地面に置き、そこに自分のメンコを叩きつけひっくり返ったら自分の勝ち。
ひっくり返らなかったら相手の番になる簡単な遊びです。
フィリピンの街角のいたる場所でこの遊びが行われています。
ダンパと呼ばれる輪ゴムを使った遊びも子どもたちの定番。
輪ゴムを地面に置き両手で地面をたたき風を送って前に進める競争。
メンコもダンパも勝てば相手のメンコや輪ゴムが自分のものになる子ども心を擽る遊びです。
バスケットボールとバレーボールが人気
フィリピンの子どもたちに人気のスポーツはバスケットボール、バトミントン、そしてバレーボール。
街のいたるところにバスケットゴールが設置され、子どもから青年まで終日バスケットボールを楽しんでいます。
集落や村ごとにバスケットチームがあり週末は試合も行われます。
女の子に人気のスポーツがバトミントンとバレーボール。
バトミントンは各自ラケットが必要なため、できる子は限られますがボールひとつで遊べるバレーボールは大人気で、バスケット同様、練習や試合がさかんに行われています。
スポーツが苦手な子はネットカフェでゲームに夢中
小さな小屋に旧式のパソコンが何台も置かれたネットカフェ。
5分1ペソの低料金でインターネットを楽しめるので子どもに人気があります。
子どもが熱中しているのはフェイスブックかゲーム。
フィリピン人は世界一フェイスブック利用率が高いんです。
パソコンやスマホを持っていない子どもたちはネットカフェに通いゲームを楽しんでいるのですが、親から渡された食事代や文房具の購入費をネットカフェで浪費してしまい社会問題にも。
遊びは子どもの情操教育につながる
海外ボランティアにはいくつもの活動がありますが、誰にでもできる支援が子どもと遊ぶボランティア。
遊びがなぜ子ども支援につながるのか。
子どもは遊びを通して考える力を養ったり、集団行動やルールを覚えます。
学力の高い子と柔軟な発想ができる子とは違います。
勉強ができて学校の成績が良くても、社会で生きていくためのコミュニケーション能力や集団行動、イマジネーション力は勉強だけでは育まれない。
例えば木登りや鬼ごっこなどの遊びから培われます。
子どもにとって遊びは社会を学ぶ勉強にもなるんです。
ボランティアでは何して遊ぶ
子どもが一番喜ぶのは鬼ごっこと縄跳び。
折り紙も大好きです。
ボランティアでスラムやゴミ山を訪問すると幼児が駆け寄ってきてはジャンプをせがみます。
子どもと正面に向き合い両手を持ち上げジャンプをさせる単純な遊びですがフィリピンの子どもはジャンプが大好き。
それからおんぶやだっこもおねだり。
鬼ごっこもはじまります。
協調性、相手への思いやりの気持ち、コミュニケーション力などボランティアさんとの遊びを通して子どもの情操が育まれます。
フィリピンのボランティアで持って来て欲しいもの
折り紙 シャボン玉 風船。
折り紙は日本が世界に誇る教育ツール。
フィリピンの子どもは折り紙が大好きで手先も器用。
ボランティアさんから教わった鶴や手裏剣の折り方をすぐ覚えます。
出来上がった作品は大切に家に持ち帰り母親や父親に見せます。
ボランティアでフィリピン セブの子どもたちと交流するときは折り紙をぜひ持参してください。
シャボン玉やゴム風船も子どもの興味をひきます。
子どもは小学生の時にどれだけ遊んだかで将来が左右されると言っても過言ではありません。
勉強も大切ですが、子どもの情操教育に役立つ遊びを考えてボランティアに参加してください。
みんなボランティアのみさんと遊ぶのを楽しみにしています。
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