フィリピン 地域開発ボランティア体験談
舞香さん 21歳 大学生
2014年9月に語学留学でフィリピンを訪れた際、ストリートチルドレンの現状を知り、一方でショッピングモールなどは日本と同じように栄えていることから貧富の差を直に感じました。
そこで今回、セブで最貧困層が暮らすと言われているロレガを訪れ実際に貧困層と言われている人々がどのように暮らしているのかを知りたいと思い、地域開発ボランティアに参加しました。
スラム街と言うと学校に行くことのできない子供たちやその家族が暮らしていて、かわいそう、惨め、と言ったマイナスイメージが強かったのですが、実際にスラムに住む人たちはみな明るくフレンドリーで、ずくに私の名前を覚えてくれ打ち解けることができました。
貧しいからと言って不幸と言うわけでは決してなく、今まで自分が持っていた貧困層に対するイメージは覆されました。
帰国前日にはみんなが、I miss youと言ってくれ涙が出そうになりました。
旅行などで訪れた際、路上でモノ売りをする子供やスラム街に住む子供には無意識に目を背けてしまっていましたが、今回実際に自分で現地の人々と関わることにより、同じひとりの人間であると、そして日本の子供たちと何も変わらないと言うことを実感しました。
日本でももっと多くの人々に貧困層の実情を知ってもらい、彼らのためにできることをしていきたいと思います。
今回は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
期間:2015年5月14日~19日