途上国の貧困を見て自分の将来が明確に

フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

みほ 中央大学
 
グローリアセブのボランティアに申し込んだ理由は将来に進む道について考えるためである。
 
大学での専攻は公共経済学だが、幅広く勉強しており、ゼミでの自分のテーマは開発途上国の現状と日本のつながりに決めて研究している。
 
アフリカやアジアの途上国とその課題について調べたり授業を受けたりする中で、開発学を勉強し、仕事をするという選択肢ができた。
 
 
しかし、経済学の理論で発展に必要な要素は明らかであるにも関わらず、発展が進まないこの現状は何なのか。
 
読んだ本の中にそれらしいことは書いてあったが、日頃、経済学は本当に実践的な学問なのかどうか疑問に思っていたこともあり、実際に自分の目で見るために参加を決めた。
 
 
 
実際に見たスラムやゴミ山、人々の生活は想像通りで衝撃はなかったが、そこで暮らす人々の様子や考え方に大きなギャップを感じた。
 
5日間は格差に注目して過ごしたが、日本とは貧困層の人の考え方が異なると感じた。
日本においても格差は深刻な問題である。
 
 
フィリピンの貧困や格差は見えやすいが日本では見えにくい。
貧困を抜け出すことは両国において難しいと思うが日本の方が若干容易で、貧困層が暮らしやすいのはフィリピンであり、それが人々の変えようという意識につながらない理由でもあるだろう。
 
 
 
5日間という短い時間であったが、以前より明確に格差や貧困、途上国のイメージを掴むことができた。
 
その中で日本に存在する他の問題の深刻さ、同じように測ることはできないが、同じくらい深刻であると考えた。
 
 

そこで将来の進む道について絞ることもでき、良い経験にもなった。
 
途上国の問題について5日間考えていたが、やはり政府主導で進めることが必要不可欠であると考える。
 
法の整備、教育制度なしに国全体を動かすことは難しいだろう。
民間企業や非政府団体の担う役割も大きいと思うが、その作用を最大限にするためには政府主導の基盤づくりは欠かせない。
 
 
日本とフィリピンとの間にここまで大きな発展の差ができた理由はそこにあると考える。
 
 
今、貧困層にいる人を比較すると日本の貧困層を相対的に不幸と考える人は少なくないと考える。
 
その理由には環境や教育による知識レベルの違いがあると思う。
 
人によって幸せの定義は異なるが、知らないためにそれ以上の幸せを考えられないことによる幸せは果たして幸せなのだろうか。
 

私は知らないことを知らないままで生きることはストレスであり想像もできない。

自身の考え方とここで暮らす人々の考え方のギャップも多く感じた。
 
 
 
とにかく、このボランティアに参加したことで自分の考えをより明確にすることができた。
価値観について考えるきっかけになった。
 
 
これからは自分のできることで自分のやりたいことを中心に社会問題に関わっていこうと考える。

 
 
2019年3月14日~20日
 
 

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