子どもから学んだ貧困支援のあり方

フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

ゆきこ 愛知大学
 
私がこのボランティアに参加した理由は、将来の就職活動に向けて自分の興味の分野を広げるためでした。
 
申し込んだ時は“貧困”“子供”というイメージで私は“貧困”に興味を持っていました。
なので、子供と遊んだり話すよりは、スラムの風景を観察したり、大人から話を聞いて、問題点や改善を見つけることに重きを置いていました。
 
 
しかし、子供が話しかけてくれたり、自分に興味を持って仲良くしようとしてくれる姿を見て“子供”を通して“貧困”を学ぶべきであるという考えに変わりました。
 
 
もし、私がスラムやゴミ山の観察のみで貧困の改善を考えていたら、お金を渡したり、別の場所に引っ越しをして生活を立て直してもらうなどのアプローチしか考えられないと思います。
 
でもこのボランティアを通してそのアプローチでは根本的な問題は解決できない場合もあることを実感しました。
 
 
海、山、川のスラムやゴミ山を経験して、そこに仕事があるから住んでいる状況を実際に目で見て学んで、単にお金を使って場所を変えたり、ゴミ山を無くしても仕事がなくなってしまうので、結局“貧困”からは抜け出すことはできません。
 

国が一番解決しなくてはいけないことは、公共事業を増やして雇用を増やすことだと私はこの一週間を通して思いました。
 
 
 
一方で、今の私に出来ることは斉藤さんがおっしゃっていたように自分の感じたこと見たこと考えたことを身近な人に伝えて、セブに興味を持ってもらうことが大切だと感じました。
 
セブに足を運べばストリートチルドレンの子供達を見かけるかもしれません。
その時に、私が学んだことを伝えれば同じ気持ちになってくれると思います。
 
 
なので日本に帰ってからもこの気持ちを忘れずに生活していきます。
 
 
2019年3月
 
 

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