フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

ゆか 女子栄養大学
 
私は海外旅行が好きでよく海外に行くのですが、観光客という目線ではなく、違う目線で見てみたいと思い、今回のボランティアに参加しました。
 
 
日本では栄養学を学んでいるため食に対して興味もありました。
このボランティアでは食事配給があることを知って貧困な国と日本の食の比較(量・内容・費用など)も自分の目で見たかったのも参加を決めた理由でした。
 
 
「セブ」と聞くと、海が綺麗で観光地というイメージを持っていました。
でも、活動が始まって実際にスラム街に行ってみると、そこは私が今まで見たことも想像したこともない世界が広がっていました。
 

初めて見たとき、あまりの衝撃に言葉が出なかったことを今でも覚えています。
 
 
 
全ての活動で一番衝撃を受けた光景は3日目に行ったゴミ山でした。
 
車を降りた瞬間、とてもきつい臭いと大量のハエに気持ち悪くなりそうでした。
 
でも実際ここに住んでいてここで仕事をしてそのお金で生活している人がいることを知りました。
 
 
今までの私だったら、こんなところに住んでいてかわいそうとかゴミ山を無くさなければいけないと思っていたと思います。
 
しかし、この自分の目で見て現場を通して現地の人の話を聞いたりして、このゴミ山を無くすと仕事が無くなる人もいる。
 
生まれてきた時からここで一生懸命に生きていて、その中で幸せを見出している人々を見てただかわいそうな人と思うのは違うなと考えさせられました。
 
 
私の力ではここだけでなくスラムに住んでいる人の暮らしを変えるのは難しい。
でもグローリアセブのように週一回でも食事配給をしたり、一緒に遊んだり話したりすることは現地の人にとってもとても楽しいひとときなのではないかと思います。
 
だからこのような活動をもっと広げていけたらいいなと思いました。
 
 
 
食事配給の面では、最初どんな風にやるのかなと思っていました。
 
実際にやってみて、成長期の子供にはきっと満足のいく量や内容ではないと思うけれど、食事をもらった子供たちはみんな笑顔で食べていた。
 
スラムの人たちは食べる目的が「生きるため」になっていると思うけれど、でもやっぱり子供たちを見ていると食べることが好きなのが伝わってきました。
 
この子たちにもっといろんなものがあることを教えてあげたいし、知ってもらいたいと思いました。
 
 
現地の人にインタビューした時、日本人が毎食米を食べていることにとても驚いていました。
普段当たり前すぎて何も考えたことなかったことでも、当たり前でないことを知ってとても勉強になりました。
 
 
私は直接何かしてあげることはできないけれど、このような人への寄付や私が今回経験したことを周りの人に話して、こういう現実があることを知ってもらおうと思いました。
 
また、私はあまりたくさん食べられず残してしまうことが多いけれど、食べたくても食べられない人を実際に見て、話してもう少し頑張ってみようと思いました。
 
 
 
スラムの人たちと出会って、私の苦しさや悩みはちっぽけだったと感じました。
これからどんな困難があっても、今回のことを思い出してすぐに折れないで乗り越えていきたいです。
 
 
あの子供たちの笑顔、あのスラムの光景は一生忘れません。
 
 
2019年3月
 
 

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