フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談
真衣 日本大学
小学生の時、「世界がもし100人の村だったら」というドキュメントをテレビで観て、当時自分と同い年くらいの女の子が家族のためにゴミ山でお金になるものを拾って生活をしていることにとても衝撃を受けました。
大学生になって時間にもお金にも少し余裕ができたのでこのセブのソーシャルボランティアに参加することを決めました。
実際にゴミ山に行ってみて、映像だけでは分からないハエの量や臭いに驚き、想像以上の環境の悪さでした。
でも、そこで暮らしている人々は想像以上に明るく、元気で笑顔に溢れていました。
ゴミ山で暮らす人たちはこの環境が当たり前で、日本では家があって、水が飲めて、ご飯を3食食べられることが当たり前で、“当たり前”の価値観の違いに気付かされました。
もう1つ印象に残ったのが海沿いのスラムで海の上に家が建っていて、足場の悪さと下に捨ててあるゴミの量、セブの海のイメージとはかけ離れたゴミだらけの汚い海です。
ここに来るまでセブは海がとても綺麗なリゾート地というイメージだったけれど私の知っているセブ、世間に知られているセブは本当はほんの一部だけなんだなと思いました。
海沿いや山の地域のスラムや学校、どこに行っても子どもたちは「Hello!」と笑顔で迎え入れてくれて、私たちが道を通ると大人もニッコリしてくれて、フィリピンの国民の温かさと優しさを感じました。
子どもたちはみんな人懐こくて常に笑顔で元気でこっちが元気をもらうくらい、本当に可愛かったです。
もう1週間いて全部の行った場所を回りたいくらい、もう一度子どもたちと遊びたいです!
映像や資料だけでは分からなかった、見たもの、感じたことは大きすぎて今回のセブのボランティアに参加できて本当に良かったです。
2017年8月31日~9月6日
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