フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談
Mayu 金城学院大学 3年
以前、海外旅行でセブを訪れた際、リゾート地でありながら1歩出ると貧困な生活が並ぶ街であることを知りとても驚きました。
そのことがきっかけで、セブで生活している人達、そして環境を自分の目で見て知りたいと思い今回、セブのボランティアに参加させていただきました。
当初、不安が多く、全く見当のつかないボランティア活動に行くことが少し怖かったのですが、活動していくにつれて不安は早く解消され最終日には帰りたくないと思うようになりました。
2日目のオリエンテーションでフィリピンについて軽く学びましたが、日本との違いが多く、驚きだらけでした。
例えば、女性社会のため管理職の多くは女性が担っていること、格差社会の中でも東南アジアで一番貧困層が多いこと、貧困層の家族が5~7人と日本より人数が多い理由として子供を労働力とするためであることなど。
同じアジアでもここまで違いがあることを参加するまで知りませんでした。
仕事の種類が少ないことで貧困層が少なくならないのではないかと私は思いました。
1週間のボランティア活動を通してフィリピンの人達の実行力、記憶力、コミュニケーション力は日本人に勝っているのではないかと感じました。
フィリピンの人達に日本の技術を伝えられたら少しでも改善されるのではないかと考えます。
全ての活動で子どもに関わり、普段子どもと接することがない私ははじめ、接し方がわからずあたふたしていましたが笑顔でいるといろんな子が手をつないできたり、おいかけてきたりしてすぐにうちとけることができました。
笑顔のパワーはとても大きく、笑顔でいることの大切さを学ぶことができました。
また、言葉の壁の低さも感じることができました。
ゴミ山での活動で子どもをまとめているリンリンという女性にたくさんビサヤ語を教えてもらった時、伝えたいことは気持ちがあれば何でも伝わるのだなと思いました。
セブで全てのボランティア活動を通して何事も考える前に行動することの大切さを学びました。
相手がどういう反応するのかや、こうなるのではないかなどの妄想はムダなのだなと思いました。
グローリアセブのボランティアも不安になり取り越し苦労をすることもありましたが、今では参加できて本当に良かったと思っています。
1週間の経験を今後、自分の将来につなげ、学んだことを忘れないよう日々生活していきたいと思います。
2016年9月1日~7日
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