フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

愛礼 長崎大学 3年
 
今回初めて海外にきて、全てのものが衝撃でした。
 
日本との時差が1時間しかない国なのに、フィリピン(セブ)には貧しい人たちが多くいて、その中で暮らす人々が毎日を懸命に生きながらも、ボランティアにきた私たちに笑顔を向け歓迎してくれました。
 

実際には彼らが苦しんでいる様子などを見ることはなかったが、生活環境がその過酷さを物語っており、洪水の影響で地面に水たまりがあったり、ごみがそこら中に捨てられていて、異臭が漂っていたりしていました。
 
 
子供達は生まれてからずっとその環境にいるので、その環境に疑問を持つことなく生きているのかと思った。
 
しかし、それを当たり前と感じ異臭を感じず、ゴミをポイ捨てすることが習慣となってしまうと、他のコミュニティや環境に入るとその常識がマイナスに捉えられる子もあるだろう。
 
もちろん、彼らの他者に対する思いやりや笑顔、潜在能力は良い方向に発揮されるだろうが。
 
 
また、河川の周辺や海の周辺で暮らす人、ゴミ山で暮らす場合には、洪水、浸水、地滑り等で命を落としてしまう可能性が格段に上がると思う。
 
少し調べてみると、政府がバザードアップを作成しているようだが、危険な場所に住む人らは、ほとんどが貧困層で、そこで生計を立てるために暮らしているため、まずは彼らの求める支援をして、生活の質を向上させることが先ではないかと考える。
 
 
最終日のランチの時に斉藤さんがおっしゃった、小さな幸せをかみしめ、積み重ねると幸せと感じる。
 
幸せになる近道であることから日本に帰ってからは、セブでのボランティア経験を思い返しながら幸せに暮らしたい。
 
 
2022年9月
 
 

 
 

 
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