フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

怜太 京都橘大学3年

1週間の活動を通して、今までになかった驚きや文化の違い、価値観があった。

まず初めに行った墓地で、僕達が乗っている車を子供たちが見つけた瞬間に元気よく走ってきたこと、そしてとても表情が嬉しそうだったことに感動を覚えた。

何故、この環境でこんなに元気よく、明るい表情でいられるのかというのが初めに思った疑問だった。

貧困に対する制度があまり整っていなくとも、グローリアセブの支援や子供たちの面倒を見ている大人と子供との信頼関係が良好であるから、子供たちも笑顔になれているのだと感じた。

一緒に仕事をしたり遊んだり出来る環境があるからこそ、退屈や不満を感じることも少ないのではないのかと思った。

また、行く先によって子供たちの習性が少し違った気がした。

ゴミ山や墓地の子供たちは、食事配給の時に自分が先だと訴えかけるような感じだったのに対して、3日目に訪れた貧困地区、青空教室の子供たちはとても落ち着いている印象があった。

その違いは、子供たちへのしつけの度合いなのか、教育の仕方なのか、はっきりとした答えを見つけることが出来なかったので、またスラムや子供たちのいる場所に訪れて自分の目で確認していきたいと思う。

私生活においては、ローカルのお店を訪れ、フィリピン料理をたくさん食べた。

店内の人もフレンドリーで、日本のことを聞いてきてくれるなどと、フィリピンについて教えてくれることもあり、その親切さにも驚きを感じた。

異国の人でもウェルカムなあの雰囲気が好きで、またここに来たいと思える1週間でした。

この1週間で得たもの、学んだことを必ず日本の皆に話し、フィリピンについて知って欲しいと感じた。

2023年2月

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