彩矢 学習院大学2年
1週間、毎回違い場所にいる子どもたちと交流し、幸せというのは物質的な豊かさではなく、心の豊かさだということを何度も感じた。
子ども達だけでなく、街で出会う全てのフィリピン人の人々に共通して、フレンドリーで明るくて暖かい国民性だなと思った。
子ども達は遊んでいる時も話している時も写真を撮る時もいるも笑顔いっぱいで、心の底から幸せであることが伝わってきた。
私は日本での自分の生活と比べてしまうと、正直彼らの生活が可哀想だと最初、感じてしまった。
だから、家庭訪問での質問で、欲しいものがあるか尋ねた時に、家族がいれば幸せだという返答が本当に心に残った。
当たり前の生活に感謝し、今ある自分の環境に満足することが今の私にはできていないと気がつくことができた。
貧困問題については誰でも知っているけれど、それだけでは彼らに対して可哀想だという感情しか持てない気がする。
今回のボランティアを通して貧しい生活をする彼らから学ぶことがたくさんあり、尊敬できるところをたくさん見つけ、心の底から貴重な体験ができたと感じる。
2024年2月
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