茉由 青山学院大学4年
フィリピンでボランティアした経験は、ボランティアというより多くの学びをもらえた経験であった。
日本に住んでいる時は、小さなことで悩んだり、一つの悩みごとで頭がいっぱいになったり、ネガティブなことにばかりフォーカスをしていた。
しかし、今回スラムを訪れて、過酷な環境でも笑顔な子どもたちを見て、自分の幸せにフォーカスしないと思った。
先の人生について考えるのではなく、今生きてることにフォーカスして、感謝をして、生きていきたいと思った。
気づきとしては、私の想像する貧困と現実は少し違った。
例えば、お米の一粒でも食べたいくらい貧困なのかと思っていたが、お米を残している子供たちがいたり、インターネットを使ってるスラムの子達がいた。
メディアや学生時代の教科書で見ている情報は少し古かったり誇張されていることもあると思うので、自分の目でみて現実を知ることは重要だと思った。
また、貧困の根本解決はとても難しいことだと思った。
やはりボランティア団体にできることは限度があり、根本解決は政府の政策であったり教育制度の改善であったり、大きな変革が必要になると思った。
しかし、目の前の子供達の幸福度に少しでも貢献できるボランティアという活動はとても素敵なことであり、今後も続けていきたいと思った。
2024年2月
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