たいせい 東京大学 1年

私にとって今回の活動は、初めてのきちんとしたボランティアへの参加であっただけでなく観光以外の目的という意味では初めての海外での活動でした。

そのため、多くの刺激を受けることができました。

元々様々な経験を通して将来の進路選択を考えるということを一番の目的として国内外問わず色々な団体の活動を検討していました。

自分の環境とは全く違う場所や条件で生活する人々との交流を通してなにか得られるものがあるのではないかと考え、グローリアセブの活動に参加させていただきました。

私が活動を通して驚いたことは置かれている状況や生活は、決して楽なものではないにも関わらず、交流してくれた子どもたちや地元の方々の笑顔が絶えないことです。

一見すると楽しそうに、置かれた環境での生活を楽しんでいるのかと思いきや「お金がほしい」、「早く就職して家計を安定させたい」という深刻な現状を示唆する言葉が頻繁に子どもたらから聞こえたことは衝撃的でした。

普段どのように生活しているのかをもっと詳しく知り、貧困から抜け出すためになにができるのかを考えたいと思います。

1つ疑間だったことは子どもたちがかなりの割合で自分のスマホを所持していて、SNSを使っていたことです。

私たちにとっても高価な機種のスマホをどうやって手に入れているのか。

そのせいで生活費は削られていないのかなど気になることはまだまだあります。

私はたった3日間しか活動に参加できていないので現地の人たちのことを十分に理解できたわけではありません。

これから様々な国を留学などの目的で訪れることになると思いますが、そのときに積極的に現地の人と交流し、表面的な文化交流ではない価値観を変えるような経験をたくさん重ねていきたいです。

2024年9月

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