フィリピン ソーシャルボランティア体験談
彩 21歳 大学生
セブと聞くと、“南国リゾート”を思い浮かべる人が多いと思います。
私もセブで思い浮かべるのは貧困より、きれいな海などといったリゾート地としてのイメージでした。
リゾートとしてのイメージを確立してきている裏側で、貧困問題はどれほど深刻なのか自分で確かめてみたい!!と思い参加しました。
正直、想像以上に現実はひどくてショックでした。
衣食住がなにひとつ満足とは言えない状況の中で楽しそうにニコニコしている子どもたちを見て、幸せって一体なんなのだろうと考えさせられました。
一番印象に残ったのはゴミ山です。
食糧支援でごはんとルンピアを配ったとき、「こんなにおいしいご飯をありがとう」と言われました。
食事内容的にはこんなのでお腹いっぱいになるのかな?ってメニューなのに…。
嫌いだからって残したり、捨ててしまったり、自分が日本でしていることはどれほど最悪なことなのか、この子たちは普段どんな食生活を送っているのか、いろいろ考えて泣きそうになりました。
フィリピンのソーシャルボランティアに参加して自分がどれだけ恵まれた環境にいるのか、生活を改善するきっかけになりました。
また、貧困についてもっと知りたい!!貧しくて困っている人たちのためになにかしてあげたい!!とさらに思えるようになりました。
ひとりひとりの力は小さくても、みんなが集まれば大きなパワーになります。
もっともっとたくさんの人に世界の現状を知ってもらい、支援の手が増えてほしいし、私も今回の体験を周りの人たちに話して、少しでも興味を持ってもらえるようにアウトプットします!!
本当に本当に参加してよかったと思えるボランティアでした。
2016年2月18日~24日