フィリピン ソーシャルボランティア体験談

真由 23歳 大学生

 

私がソーシャルボランティアに参加した目的は、テレビで見た貧困で衛生状態が悪い環境で生活している人々や、満足な食事を摂ることができていない人々の現場を自分の目で見るためでした。

 

一番衝撃的だったのはごみ山で暮らす人々の生活でした。
 
悪臭に加えハエなどの多くの虫が飛び、水たまりの水はとても汚れていて、きれいなところが少ない場所で子供が遊んでいるのを見て、想像以上の悪い環境で生活している人々の現場にとても胸が痛みました。
 
 

環境のみならず、ゴミの中から食べ物を探し、それを食べているという話を聞き、おかゆの配給をこの地区でもできたら良いのになと思いました。

 

 

ロレガや中国人墓地といったスラム地区の様子を視察し、生活環境の悪さにショックを受けました。

しかし皆笑顔でとてもエネルギッシュで、実際に来るまで想像していた暗い街といったイメージとは真逆でした。
 
 

ロレガでは日本のNPOの活動に参加し、福祉に関する事業についてお話を聞かせていただきました。

 

ロレガの人々は貧困地区と言われているけれど、BMIが高く肥満傾向にある人々が多いと話を聞き、実際にそれに関する事業を計画してると聞きました。
 

 

山の学校や幼稚園を訪問し、多くの子供と関わり、皆、学ぶことを楽しんでおり、吸収がとても早いと感じました。

日本でも子供は吸収が早いですが、こちらの子はひとつのものを長く大切に使い、英語や算数を勉強するということ以外にも日本人が忘れていることを学んでいるように感じました。

 

 

ストリートチルドレンとして働く子供たちは、あげたチョコレートを少しずつ食べ、半分は家族にあげるといい、残していました。

しかし幼稚園に通う子供たちは、スナックタイムでお菓子を食べる際、床に落ちたものは知らんぷり。
 
そう離れていない街と街でこんなにも大きく食べ物に対しての価値が違うのだと知りました。

 
 

保育園や幼稚園で30分程度のアクティビティーを企画し、実行して説明が難しいところもありましたが、みんなで実際に会って、とても盛り上がりで日本の遊びはおもちゃについて伝えることができ、たくさん笑顔が見れてとても良かったです。

 

 

今回、多くの活動に参加し旅行では絶対に目にすることができないような実情を見ることができ、スラム地区に対するイメージが良い方向に変わりました。
 
また、自分たちにできることを見つけることができ、とても充実した活動ができました。

 
 

私の友達で、英語ができないからと行くことをためらっている人に、話せなくても充実した時間を過ごせることを伝え、一人でも多くの日本人に現場を見てもらい、自分たちができることを知ってもらいたいです。

 

1週間という期間でしたが、とても充実した時間を過ごすことができ、改めて参加して良かったと思いました。
 
Kazuさん、Tomokoさん、そして現地の方々にはとてもお世話なり、本当に感謝しています。

 
2015年3月6日~12日
 
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