フェアトレード製品づくり

生産者の自立と生活を支援するフェアトレード

フェアトレードは発展途上国の植物などを原料とした製品を適正な値段で購入し、その売上げが貧困層の手元に行く公正な貿易のしくみです。
 

生産地の途上国はアジアやアフリカ、中南米に多くコーヒーやカカオ、刺繍などの手工芸品が フェアトレード製品として有名。
 

あなたの回りにも海外のフェアトレード製品がいくつもあると思います。

経済的に満足な子育てができないフィリピンの貧困女性

アジアの途上国では経済的に自立していない10代で子どもを産むケースが多く、そのため栄養失調の子どもや学校に行けない子どもがたくさんいます。
 

また夫のDVや浮気に悩み子どもを連れて家を飛び出す女性も多く、シングルマザーとなった貧困女性は自分と子どもの生活費をひとりで稼がなければなりません。
 

 

アジアの途上国のひとつ、フィリピンにもココナッツやモリンガを原料としたフェアトレード製品が盛んにつくられ日本でも販売されていますが、生産者は貧困地域に住む女性やシングルマザーが多く、子育てをしながら空いた時間に手工芸品やリサイクル品の製造に励んでいます。

 
 

最近ではフェアトレードの展示即売イベントやフェアトレード製品を専門に扱うネットショップもありますが、みなさんが購入する製品の売上げは間接的に途上国の貧困女性とシングルマザーの収入となっています。

シングルマザーの自立を支援

フィリピンのセブには貧困女性の自立と収入を支援するフェアトレード事業があります。

家庭が貧困で義務教育すら受けることができないていないフィリピンの貧困女性を適正な賃金で雇用し、ココナッツオイルや石鹸、アクセサリーなどのフェアトレード製品の製造を行っています。
 

また、セブのスラムや貧困地域でシングルマザーに手工芸品の作り方を教え出来た製品を母親たちから買い上げる支援活動も行っています。

 
 

工房で働くシングルマザーの願いは自分の子どもを学校に行かせること、若い女性スタッフの願いは高校や大学に復学すること。

貧困女性を支援するフェアトレード

国際ボランティア団体 グローリアセブでもフィリピンの貧困女性の自立と支援のため工芸品や日用品のモノづくりの場を提供し、わずかながらでも収入を得てもらう活動を行っています。
 

ブレスレットやネックレスのお土産からローソク、ほうきなど日用品を作るための材料のとノウハウの提供。
 
 

その売上げは貧困女性の賃金として支払われ子どもや家族の養育費や食費、学費に充てられています。
 
 
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