80世帯が暮らすセブのゴミ山

フィリピン ゴミ山の子どもたち
 
フィリピンは国民の25%が1日1ドル以下で暮らしいてる貧困層です。
貧困家庭に生まれた子どもたちは教育を受けることも、満足な食事を摂ることもままならない状況です。
 

適切な教育を受けず、今日食べるものにも困っている子どもたちは犯罪の道に走ってしまう可能性もあります。
これは子どもが悪いのではなくフィリピンの社会の問題です。
 

貧困層の子どもたちでも将来に希望が持て自立した人間として育つよう、グローリアセブではゴミ山の子どもたち支援プロジェクトをスタートしました。
 
 
支援先について
セブにあるゴミ山には80世帯、約400人の人たちが暮らしています。
この場所は近郊から集まるゴミの捨て場所で毎日何台ものトラックが大量のゴミを捨てに来ます。
 
そして住民はそのゴミの中から金属など売れるものを拾い、ジャンクショップなどに売って生計を立てています。
 
 
80世帯中、70世帯がスカベンジャーです。
子どもたちもゴミ拾いをして家計を助けています。

 

フィリピンのゴミ山

支援の目的

約8坪ほどの土地をこの土地の所有者から譲り受けました。

この場所に子どもが30~40人ほど入ることのできる施設を建設する予定です。
 
 

この施設では以下のことを実施します。
・子どもたちへの道徳教育を行うアクティビティの開催
・平日も勉強をするために施設を子どもたちに開放
・食事配給
 

 

また、子どもたちが住む家へ向かうためには、ガラスなどの危険物がたくさん落ちています。
雨が降ると道はひざ下までぬかるみ、衛生面も良くありません。
 

子どもたちの安全のために家に向かう道の側道を舗装を舗装する予定です。

母親の自立支援

家庭が貧困ですと学用品や食事代を捻出できず、子どもたちは義務教育を続けることが困難になります。
 

子どもたちの母親が少しでも収入を得られるよう、この施設にミシンなどを設置し内職ができる環境を整えます。

 

現在、古着や文房具の寄付、食事を提供するための寄付金、また現地に訪問して活動を行うボランティアの方を募集しています。
 
 
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