フィリピンの子ども教育になぜ格差が生まれるのか


フィリピンの幼稚園

子どもを区別するフィリピンの教育文化

フィリピンでは中間層から裕福層の多くの子供たちは幼稚園から私立の学校へ通います。
それ以外の家庭の子供たちは義務教育の幼稚園、小学校、そして高校と、授業料が無料の公立へ。
 
 
私立と公立では教育環境や先生の質に圧倒的な違いがあります。

公立の小学校では生徒が教室に入り切れずに、朝の6時からお昼までのクラスと、午後1時から夕方までのクラスに生徒を分けて授業を行っている学校も珍しくありません。
 
教科書は使いまわしで学期末には学校へ返却し何年も使われますので、ボロボロだったり落書きがたくさんされています。
家に持ち帰って予習や復習もできないんです。

 

 

公立の小学校にもサイエンスクラスと言う頭の良い子が入るクラスと一般のクラスに分けられ、サイエンスクラスの子供たちはコンピュータなど特別授業を受けることができます。

 

公立高校には昼間と夜間があり、新入学の際に試験を受け一定以上の点数を取った子は昼間、それ以下の子は夜間に区別されます。

 

 

このようにフィリピンの教育制度は初等教育のときから優秀な子供と、そうでない子をある程度区別しています。

 

 

フィリピンは子供の数がとても多く超競争社会。
家庭環境も異なるので、全員平等に教え学力を向上させることはほぼ不可能。
 
 
将来、良い会社に就職するためにはその学年でトップクラスの成績を収めなければなりません。
普通の成績で大学を卒業した人では、ファストフードのカウンターに立てるかどうか、と言う現状。

 

だから出来る子、頑張る子にはそれに適した教育環境を提供し、そうでない子はそれなりにと言う教育制度になっています。

 
 
日本でこのようなことをしたらいじめにも繋がりかねませんので平等な教育が行われます。
何より親からクレームが。
 
フィリピンはカトリックの国ですので、平等と言う精神はとても重んじられています。
能力のある子とそうでない子を区別して授業を行うことは差別でも不平等でもなく、子どもにとっても教師にとっても効率的なことと考えられています。

 

 

その国の将来を考えたときあなたはどちらが良いと思いますか?
付け加えるとフィリピンでは女の子の方が間違いなく優秀です。

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