フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談
としき 長崎大学
まず今回このグローリアセブのボランティアに参加した理由です。
大学3年の夏休みに何をしようかと考えた時に、自分は公務員志望で来年の夏まで就職活動をしなければいけないので、自由に自分のやりたいことができるのは今回の夏季休暇がラストチャンスと考えました。
そこでありきたりですが、海外に行きたいと思い、候補を探していたところ友だちからフィリピンでボランティアがあると聞きました。
自分の経験になり、フィリピンの子供たちの役に立てるボランティアにやりがいを感じ参加するに至りました。
次にボランティアに参加する以前のフィリピンに対するイメージです。
フィリピンは二回目で、前回は大学の語学研修で10日間ほどマニラに滞在しました。
現地の大学生が付きっきりで身の回りのお世話をしてくれたのですが、親切に応対してくれて不自由なく生活することができました。
大学生でなく、先生や現地の人も親切で、フィリピンに対して良い印象を持っていました。
ですが、一つ気になっていたのは空港から大学に向かう時に見たスラム街でした。
栄えたビル群の隣にあるスラム街は異端で印象的でした。
その時、そこに住んでいる人達はどのような生活をしているのだろうと思ったことが今回の参加のきっかけのひとつでもあります。
グローリアセブのボランティアで感じたことで、まずフィリピンの子供たちと生活についてです。
色んなところにボランティアに行きましたが、フィリピンの子供たちは総じて笑顔で元気で無邪気で楽しそうに暮らしていました。
子供たちの笑顔に自分たちが元気をもらいました。
スラム街に住んでいる人たちも日本と比べて大変な環境なのに楽しそうに暮らしていました。
環境が悪いから辛い、苦しい生活をしているという考えは自分の偏見に過ぎませんでした。
家族がいれば幸せ、子供たちが元気に育てば幸せというフィリピンの人達の生き方は毎日贅沢を求めすぎる自分たち日本人の暮らしは正しいのか考えさせるきっかけとなりました。
普段の生活にある幸せを大事にして暮らしたいと思います。
最後に日本に帰ってどのように今回の経験を活かすかについてです。
まず一生懸命に生きようと思います。
フィリピンの人達がこんなに懸命に生きているのに、恵まれた自分たち日本人が頑張らないわけには行かないと思います。
大学生活も3年生の中盤となり残された時間は少ないですが、大学生活の間にできることはたくさんあると思います。
公務員試験の勉強、バイト、ボランティア、資格の取得、英語の勉強、友達と思い出を作ること。
やりたいことはたくさんあります。
途中でモチベーションが落ちて、投げ出したくなる時もあると思いますが、今回のボランティアのこと、フィリピンの人達のことを思い出して励みにします。
次に英語学習に力を入れようと思います。
ボランティア活動では、少ない機会でしたが英語を使う機会がありました。
その時に自分の英語力はまだまだだと痛感させられました。
ジェスチャーなどのノンバーバルコミュニケーションも大事だと今回のボランティアで改めて思いましたが、将来英語を使って仕事をしたいし、海外で働きたいです。
そのためには色んな言語の習得が必要ですが、まず英語から頑張りたいと思います。
ボランティアで将来のやりたいことを再認識できたし、方向性が定まりました。
非常に有意義な7日間でした。
2019年9月